大きい教室には、テーブルが無造作に並べられていて、
そこには新入生が今か今かとテストを待ちわびていた。
教室の真ん中のテーブルには、
日本人女性らしき集団が座っていて
なんだか日本語でおしゃべりしている。
「うわ、日本人多いな…」
というのがはじめの印象。
まわりを見渡しても、
アジア人らしき人ばかり。
その時に完全に学校選びを間違えたことに気付いたのだった。
みなさんはきっとどこに行ってもどうせ同じじゃない?
と思うかもしれない。
はじめは私もそう思いました。
後で知る事になるけど、それは大きな間違い。
そんな緊張と後悔が入り乱れる中、
突然教室に入ってきた教師陣。
各テーブルに一人づつ、
テスト教官としてやって来た。
そこでも運悪く、
こわもてで、太っていて、目つきの鋭い黒人教官に当たってしまった。
われわれのテーブルは凍り付いて、
誰も目を合わせようとはしなかった…。