香りの旅と言っておきながら、
べつに海外とかへ行っているわけじゃないレベルで適当に書いています。
週末になると、どこかへ出掛けたくなり、
なんとなく香水やお香や、アロマオイルやハーブなどを
覗いてしまう暇人なのです。
が、そのたびに今まで出会った中で
一番良い香りに出会います。
こっちのほうが好きかも…とか、
こういうのもいいかもとかではなく、
文字通り今までのものよりも優れた香りです。
ドラマ「ゆとりですがなにか」で、柳弥くんが
「レベルそのまんまでずっと同じことしてるゲームなんて無理」みたいな台詞が
ありましたが、その台詞よろしく
香りについて何か調べたり、出掛けたりするたび
レベルの高いものに出会える気がします。
同じブランドや店でも、
その商品や品揃えの奥深さに触れることが楽しくて
しかたがありません。
最近出会ったのが、MASION MARGIELAのレプリカシリーズの
PARISをイメージした香り。
フランス好きなのに、一度も行ったことがありませんが
まさにイメージどおりの香り。
花束をテーマに、パリの街の花屋さんのいい香りが
情景とともに浮かんできます。
たぶんジャスミンがベースなのかな、
そこに様々な花の香りがミックスされた感じ。
こんなにいい香りは今まで出会ったこと無いです。
まさに衝撃的。
こんなに優しい香りなのに、
印象はとても強く、美しい。
奇抜さや、甘さ、スパイシーさはなく、
自然なかぐわしいフローラルのみ。
なのに、とてもエレガントでモードな印象は
さすがマルジェラです。
どんなファッションや趣向の人でも
簡単につけこなせるうえに
モードってなかなか無いです。
調香師は誰なんだろう…、
気になる。
ああ、パリにいきたいなぁ。
そう思わせる名香でしたとさ。