
最近、マフラー換えたい欲とか、キャリパー換えたい欲とか物欲高めですw
でもその前に。
購入時から付いてたコケ傷を完全に消してやります。
ZZR400N1('93) デビューから20周年目の記念ってやつです

というわけで、カウル全塗装の準備を進めています。
塗装中にも乗れるようにしたいのと、失敗しても後戻りができるように、カウルは可能な限り中古で程度の良い物を入手して塗装していきます。
まずはサイドカウルから。
赤を購入。
左右セットで 4,500円 なり。
傷は立ちゴケっぽい傷がありますが、割れ・欠けはありません。
ちょっと深いけど、これくらいならパテ修復は不要かな?
まずは耐水ペーパーでひたすら水研ぎして塗装を削ります。
塗装色が黒系/ダーク系の場合は耐水ペーパーで足つけすればOKで、必ずしも下地まで削る必要はないようです。
ただ、最初なので慎重に

というわけで、塗装を全て剥がすことにしました。
で、#150の耐水ペーパーでひたすらゴシゴシやってたんですが・・・
サンダー使うと、サクッと1時間くらいでここまで削れました。
番手は#60の超粗目です。
ただ、削り粉が・・・
ベランダで作業していて、尋常じゃない量が飛散しました。
あと音も半端じゃないので、サンダー利用はちょっと現実的じゃないかも。
サンダーの削り後。
よく見ると、ポツポツ丸い削り傷がついています。
これ、クリアー入れたら消えるかなぁ。
で、もうひとつのサイドカウルは紙ヤスリで削りました。
#60で表面を一気に削ったら、耐水ペーパー #150→#350→#600→#1000の順で水研ぎして、表面を整えます。
それでも、仕上がりはこんな感じ。
「プラサフで埋めれば小傷は消えるべ?」なんて考えて、削り傷を綺麗に消しませんでしたが、プラサフ 4回重ね塗りしても、少々深めの削り傷は残っちゃいました。
なので、ここで付けた削り傷は、なるべく下地の時点で消しましょう。
結構、プラサフとか塗装の膜って薄いのね・・・
ちょっと調べてみたら、水研ぎしていて、水がかかっている状態で消えるような小傷ならプラサフで消せるし、最後のウレタンクリアーでも消せるようです。
塗装面の足つけが終わったら、塗りたくない場所をマスキングします。
今回の場合、中古カウルに耐熱剤が綺麗に残っていたのでマスキングテープで覆いました。
最初、ビニール+マスキングテープの組み合わせでもいけるかなと思ったんですが、試してみたらビニールの油分でマスキングテープが剥がれるので、結局マスキングテープのみで覆った方が安定しました。
塗装台です。
大きめのダンボールに新聞紙を被せて、その上に小さいダンボール。
塗装は先にエッジを塗るので、端が浮いている方が作業性は高いと思います。
(この形状だとアッパーカウルには使えなさそうだけど)
マスキングが終わったら、表面の脱脂。
シリコンオフを塗布して、綺麗なやわらかい布で拭き取っていきます。
これで、塗装が乗りやすくなります。
脱脂を終えたら、次はプラサフ(プライマーサフェーサー)で下地作り。
SOFT99のプラサフ(灰色)です。
ドンキで買うと 880円だったかな。
Amazonで買うと 650円で、まとめて買うと送料ゼロ。
オトクです
・ 最初にエッジ(端)を塗る
・ エッジを塗った後に、中心部を塗っていく。
・ 塗りたい場所から外してノズルを押す。
・ 噴射しつつ、スプレーを対象から20cmほど離して横切る感じに塗る。
・ 1回横切った場所は、足りないと思っても 2度塗りしない。
・ 塗り終わったら、20~30分ほど空けてから、再度同じように塗る。
(塗りムラがある場合は、回数を重ねて綺麗にしてやればOK)
大体こんなもんでしょうか。
1回目の段階では、下地の色は消えていません。
そして30分後。
プラサフ 2回目。
ちょっとずつ埋まりつつありますが、まだ塗りムラがありますね。
プラサフ 3回目。
これで良いかとも思いましたが、念のためもう1回。
プラサフ 4回目。
これで、すっかり綺麗になりました。
プラサフ塗り終わったら 24時間ほど放置して、乾燥させます。
塗装は焦らず、ですね
さて。
今回塗ってやる色ですが。
「黒」
ZZR1400の純正色「メタリック・ディアブロ・ブラック」です。
黒1回目。
さすがの黒系。
プラサフと違って1発で真っ黒になりましたw
でも 4層は塗ってやるつもりなので、まずはこの状態で放置。
1層ごとに60分程度の時間を空けて塗っていきます。
黒3回目(2回目は写真撮り忘れました)
だいぶ黒にも深みが出てきましたが、もうちょっと。
上の写真は光の具合でちょっと色味が違って見えますが・・・
こちらは右側の3回目。
ここで失敗しました。
「エッジから」を忘れて中心から塗ってしまい、焦って真ん中の穴の周りをリカバリーしようとしたら、一部タレを作っちゃいました。
塗装のタレ。
こうなったら、もう24時間以上放置して乾燥させてから、耐水ペーパーの#1000あたりで削って表面を馴らしてやる必要があります。
そして24時間後。
耐水ペーパーで削り、当該箇所をシリコンオフで脱脂してから再塗装。
タレがあった場所も、綺麗に消えました
あとは1週間以上寝かせて、完全乾燥したらウレタンクリアーでコーティングします。
乾燥は、雨が降らなければベランダに放置です。
(部屋の中に保管するとシンナー臭が篭るので)
次はシートカウルの予定で~す
んがぐぐ。
<つづく>