ZZR400 レギュレータ交換 | むらのブログ

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こんにちは 

先日行った電圧チェックで、充電されていないことが判明しました。

ただ、バッテリーの電圧測定だけではレギュレータの異常とは特定できません。
充電異常の場合、可能性としては

 ・ オルタネーターの異常
 ・ レギュレータの異常
 ・ 配線、コネクタの異常

などが原因として考えられます。
ただ、異常が発覚した際の写真では



レギュレータのコネクタが変色していたり



 

コネクタが融けていたり

この時点で、レギュレータの異常の可能性が高いと判断しました。


というわけで、レギュレータを交換するわけですが・・・
新品購入だと結構高いです。(Parts No.21066-1089 : \10,500)

レギュレータは熱で壊れる事が多く、年式の古いバイクではレギュレータが故障する可能性は結構あるようです。
なので、レギュレータは「消耗品」という人も多く、これに関しては新品を購入した方が良いのは承知なのですが、今回は問題箇所が断定できていなかったので、取り急ぎヤフオクで\3,000ほどで落としちゃいました。(てへ)


作業前。


シート、シートカウル、小物入れを外します。
赤丸の部分がレギュレータ。


交換前のレギュレータ



 

左: 交換前のレギュレータ(SH650A-12)
右: ヤフオクで落としたレギュレータ(SH555-12)



う~む。
レギュレータの型番まで確認しなかったぞ・・・大丈夫かな


と、今更ながらに型番を調べてみるも、結局よくわかりませんでした。
まぁ、「ZZR-400のレギュレータ」として落札しているので基本的なスペックは同じなはず。


というわけでこのまま作業続行しました


まず、

こんな状態のコネクタを破壊して、端子をバラします。


こんな感じ。
このとき、端子同士が接触しないように注意してください。
もちろん、エンジンは停止状態で作業して下さい。

キルスイッチが「OFF」の状態でも、接触すれば火花飛びます。
なので、端子同士が接触すると電装系に何かしらのダメージがあると思います

できれば、バッテリー側の端子も外しておいた方が間違いないですね。




この形状のコネクタは電材屋で買えます。
が、売ってなかった場合に彷徨いたくない人は大手バイクパーツ店に行きましょう
(俺は2りんかんで購入しました)

さすがにこの手のトラブルが多いのか、コネクタ類は充実しています。


コネクタをニッパーで切り落として、新しいコネクタを圧着します。

すみません、端子圧着の工程を写真撮り忘れました汗
まぁ、圧着してコネクタに嵌め込むだけなので問題ないと思います。


新しいコネクタを作ったら、レギュレータを元の場所に留めてコネクタを接続します。


さて、組みあがったら改めてバッテリーチェック。
プラス側はバッテリーのプラス端子へ、マイナス端子はフレームへ接続します。



12.73V。
まずはエンジン停止時の電圧。



12.94V。
エンジン始動後の電圧。
おっ、下がらない 





次に、4,000rpmまで回転を上げます。



14.49V。
電圧下がらず。
この時点で、レギュレータ交換が正しかったことが確認できました 


では、次に 7,000rpmまで回転を上げます。
レギュレータ異常時には、この時点で10Vを切っていました。
また、レギュレータが無い状態(過充電時)だと15Vを超えた電圧が確認されます。


14.45V。
しっかり、15V以下に収まっています。

レギュレータの動作を確認できたところで、作業は完了です。


せっかくここまで開けたので、ついでに同調もしておきます。





おまけ。

焦げたコネクタと端子。

それにしても、どうしてこうなった?
タイミング的に、雨が入ったとか経年劣化とかは考えにくいので、直前の作業に何か問題があったと思われます・・・
ということは、車検前に行ったイグニッションコイル交換ですね。

恐らく、イグニッションコイル組み上げ時に端子の接続を間違えたのが原因と思われますどーん


皆様もご注意を・・・