3.11。 | ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

教職員が日替わりで学校の様子をお伝えします。

あるテレビ番組で中学生数十名が被災地を訪れている様子が放映されていました。

その中のリーダーは学校に戻り、全校生徒の前で「私たちが出来ることをしましょう」と伝え、「私(自分)ができることは、自分の経験したことをこうやって学校のみんなに伝えることです」と堂々と発言していました。「自分たちは中学生で、できることは小さいけれど・・・。」という言葉も添えて。

自分の身の丈を理解したその発言は、実際に現地を視て体感したからこそ発言できる言葉だと思います。

行動に移すことの難しさについてはみなさん身を持って経験していることかもしれません。それをクリアするだけでも素晴らしいことですが、さらに自分の立場や今の能力を正しく認識し、その上で自分にできることを考え、実践している姿はとてもまぶしく映りました。

もちろん、これに限ったことではありません。日常生活の中でも大切なことだと思います。考える機会を持つこと、自分の身の丈に合った役割を認識すること、そしてそれを実践すること。誰かの所為にしていたのではどれも実践できません。

まずは大人が見習わなければならないです。