entrance examination | ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

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教職員が日替わりで学校の様子をお伝えします。

今日は入学試験(来年度の通学生対象)が行われました。


自分が選んだ学科・実技試験の後に行われた面接試験で見た中学生の生徒たちは、


緊張しながらも、高校生活にいろいろな希望や少しの不安を抱えながらも、


自分の想いを話をしてくれていました。


私が15歳の時は、まさに今後の人生の岐路に立つ状態で迎え、


入試の結果で人生が決まる…という勝手な思い込みから、少々残酷な結果だった故、


今も傷ついた過去を引き摺りながら、学校の先生という仕事をしています。


なので、自分と同じ思いをして欲しくない…させたくないという気持ちが強いのです。


人に優しく出来るのは、人一倍自分が傷ついた過去があり、


他人に対して優しくありたい、支えになりたいと考えて生きているからだと思っています。


他人が困っている時は、『自分なら今、どういうサポートが欲しいのか』を考え、相手と接しています。


次にそれを踏まえてサポートの実行。


それが『当たり前』として生きていけるような大人を目指している途中なのですが汗


この考えに行きつくまでに多くの失敗や、社会人経験から得たことも多くあります。


偉そうなこと言っても、まだまだ全然出来ていないのが現状で


本当に申し訳なく思い、悩むことも多くなっています。


勉強が出来るのも大切なことなのかもしれませんが、


相手の気持ちを考えられる優しさと、自分自身の心の強さも私はもっと大切なことだと思います。


さて、今日の入試後は、生徒と共に

2月4日月曜日~7日木曜日の10時~、18時50分~の10分間、

FM83.5(なばステ)で流れる学校の広報のラジオ収録に行って来ました。

収録の数を重ねる度、生徒にも余裕も出てきて、

収録前には、以前生放送で出演した際に番組でお世話になったナビゲーターの方と

談笑する生徒の姿を見て、子ども達と共に日々歩んでいくということは、間近で成長を見ることが出来て、

自分にとっても何よりのやりがい、楽しみなのだと再確認出来ました。


長い人生において辛い過去や失敗は、きっと誰にでもあることで、

そこからどう次に活かすのか、どう自分自身が変われるのか、

逆にどうサポートすればよいのか、どんなサポートが出来るのか、

今一度、自分自身考えてみようと思います。


今日受験に来た中学生達の2倍以上もいつの間にか生きていることに気付いた赫映でした。