あんなことがあってから、ますます先生のことを考えてしまう。次の日さっそくメールしてみた。
「次いつ会えますか?」
するとすぐ返事がくる。
「さあ~。いつやろな?そのためには"会いたい"と思わせてくれなあかんわ!」
うわ。まーたSなこと言ってる…
「そんなの…どうやってですか???」
「それは自分で考えること!」
「う。分かりませんよ(*_*)」
「あっそ。じゃあ、しばらく会えんな♪またね~」
はあーーーーーーーー!?
なに考えるてるんだこの人…
多分、私が会いたいの見透かされてるんだろなあ。なんかメールじゃ、らちがあかない。
よっし!学校で話そう
2日ほど過ぎ。受験の過去問を解いて、職員室のT先生のところまで持って行った。
「こんにちわ!」
「あ、こんにちは。」
「問題解きましたあ」
「見せてみ?…
これ、なんでこうなるん。~やから、こっちに決まってるやろ?
もっかいやり直し。」
「分かりました。」
周りに他の先生がいないことを確認し、気になっていたことを話す。
「次、いつ会えるんですか?」
「分からへん。とりあえずここではそーいう話しないで」
「…はーい」
新しい問題をもらって職員室の外に出る。
(はあ。なんだかなあ)
教室に戻るとメールがきていた。
「会いたいのはやまやまやけどな~」
「え、私も会いたいからちょうどいいじゃないですか!!^^」
「いや、6時過ぎまで仕事あるし。」
「それ終わってからとかはダメなんですか??」
「だめ。会いたいと思わせる努力してないから」
もう…そればっかり。
よーし、こうなったら…いきなり先生ん家行っちゃお!
馬鹿な私は、これから起こることなんて、考えてもみなかったんだ。