嫌そうな顔の絵文字と一緒に写メを送った私に対し、先生は
 
「嫌やった??無理やり送らされた??」
 
「そ、そんなことないです。自分の意志です」
 
「じゃ最後にブラとったやつちょうだい。これで今回のことは水に流す」
 
…はあー!?これでも限界なのにブラなし???言ってる意味がワカラナイ。。まあ、でもとりあえず撮るだけと思って写真を撮ってみる。
自慢じゃないけどAカップ…どうやってもいいように撮れるはずもなく。。
 
「…ほんと胸ないですよ?」
 
「知ってるって。早く送って。」
 
くっ、くそ~…まぢ鬼だ。Sだから完全に楽しんでる…
 
諦めてテキトーに撮ったやつを送った。
 
すると…
 
「会いたい…会っていろんなことしたい…。ところで、これであなたも立派な変態やね」
 
「変態じゃないですよ!!(でも会いたいって言われたのはかなり嬉しい)」
 
「常識的な変態やと思う。ところで、写メに一言だけ文句を言わせてもらうと、直立不動の姿ではエロさセクシーさが半減するわ。もうちょっと考えて欲しかったな。もう寝ていい?」
 
「初めてなのにそんな要求されても。。
え、寝るんですか…?」
 
「起きててほしい?」
 
「もうちょっとメールしたいなー…なぁんて。」
 
「眠い…けど下はあなたのせいで」
 
んん?画像添付されてる。見てみるとズボンの股間部分が盛り上がっている写メだった。
 
「っぎゃー!!!わざわば写メ送らなくていいですから!!!」
 
「ごめん、嫌だった?あなたの写メに負けじと、張り合ってしまった。モロ写メもあるけど、いる?」
 
「いりませんよっ!!!そういう趣味ないから絶対送ってこないでください!!!」
 
 
こんな調子で、この日は結局夜が明けるまでメールした。
もう無理だと思っていただけに余計嬉しかった。
 
こんな酷いこといっぱいさせられてるのに…やっぱり私はT先生のことが大好きなんだって、改めて思った。
 
 
「え ちょっと あの…意味がよく分からないんですけど!?」
 
「別に、送りたくないなら送らなくていいよ」
 
「だって…!!」
 
どうしよう!!
送らなきゃ、先生と会えなくなる…
でも、服脱いで写メとるなんて。太ってるし胸ないし無理だよ…
 
私がどうしようか真剣に悩んでいると、
 
「送ってくれないみたいだし、眠いし寝るわ。じゃあおやすみ」
 
あ、やばい。
 
「ちょっと待ってください!!!」
 
ええい…もうどうにでもなれ!
私は着ていたパジャマを脱いで、下着だけになった。そして玄関にある全身鏡の前に立ち
 
パシャリ
 
それをメールに添付し、思い切って送信ボタンを押した。
 
送れたはいいものの…心臓がバクバクして止まらなかった。
何て返ってくるだろう…
その前にあんな写メを送ってしまうなんて、恥ずかしくて死んでしまいそうだ。
 
そんなことを考えて不安になっているとすぐに返信が来た。
 
 
2日経ち、もう先生のことは諦めかけていた。でも最後に一度だけ…そう思ってメールする。
 
「この前は本当にすみませんでした…」
 
返ってくるとは思っていなかった。
しかし10分後
 
メールが来た。…先生だ。
 
「もう..」
 
急いで返事する。
 
「無理…ですか??」
 
「どう思う??」
 
「もう会ってくれないし、メールも返してもらえないと思ってました」
 
「会いたいの?なんで?ただのおっさんやで?」
 
「違います。。私、先生がいなきゃ無理でした…」
 
すると、先生は
 
「もう寝る?今から迎えに行く」
 
!?
 
時計を見た
 
夜中の12時半…
 
「ちょっと家厳しいんで、さすがに今からは、、」
 
「冗談に決まってるやろ!!許してほしい?」
 
「許してほしいです(;_;)」
 
「え~どうしよっかなあ。何でも出来る!?」
 
「はい、私にできることなら。。」
 
「じゃあ写メ送って」
 
ん?写メ??? 
 
「服脱いだやつ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
えーーーーーーーーっっ!?