映画「フェルナンド・ボテロ 豊満な人生」を見て、ボテロがますます
好きになり、ボテロ展では見られなかった彼の人生にかかわる作品や、社会的問題を取り扱った作品について知り、よしあらためてボテロ展だ!と。

幸い、東京でテレビ撮影の仕事が入ったので、PCR検査を受けてやってきました。

(もちろん陰性でした)

 

 
音声ガイドの評判がすごくよいので、今回は聞いてみよう!と。

 

 

 

そして会場についたら、なんとー!

きょうはすべてのエリアで写真撮影が可能です、という日だった。

いちおう、ボテロ展オフィシャルサイトは観たんだけど、知らなかったなあ。

なんてラッキー!

 

 
ボテロの極く初期の「泣く女」水彩です。
 

 

 

 
ボテロの転換期となった少女の絵。
向日葵の森を抜け出てきたような少女はすでにふくよかな魔法をまとっています。
 
それにしても日本語の「ふくよか」っていい響きですよねえ。
 

 

 

ボテロは果物もよく描きますが、瑞々しいパイナップルのまわりにやってくる

小さなハエも描いています。

 

 

 
豊満すぎる梨の絵。

 

 

 
小さな虫さんがこんにちは。
 

 

 

映画の中では、枢機卿がピンクのベッドに幸せそうに身を投げ出している作品が

紹介されていましたが、ボテロ展ではピンクの衣裳のままバスに入る枢機卿が登場。

小さな召使が枢機卿のふくよかさを強調しています。

色彩感覚も素敵。

 

 

この小さなサーカスの連作を始める前に、ボテロはアブグレイブ刑務所における捕虜虐待について

その写真に衝撃を受け、アブグレイブ刑務所の連作を描いています。

 

その絵をすべて寄贈し、誰でも見られるように小学校で展示を行ったのです。

それは映画の中のエピソードで、こちらの展覧会ではアブグレイブ刑務所の絵は出ていないのですが、

音声ガイドでそのことに触れていました。

(図録には参考資料としてアブグレイブ刑務所の絵が載っています)
 

 

 

 

 
若き日のボテロがもっとも衝撃を受けたという、ピエロ・デラ・フランチェスカのウルビーノ公夫妻像。

 

ボテロは自分が尊敬する画家の作品を学び、そこから自分のふくよかな魔法を発揮して、

忘れられない絵を描いています。

 

小学校の頃の自分にこの展覧会を見せてあげたかったなー。

 

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小学校の頃の自分が見たらいちばん好きだと言いそうな絵。

このタッチで不思議の国のアリスの挿絵を描いてくれたらと思ってしまいました。

 

ではでは♪