この日のタイムスケジュール ()内は実際の時間
 
6:05 渋谷駅新南口出口集合→全然わからなくなり大荷物を持ったままけっこうな雨に打たれる
6:15 マイクロバスで出発→バス3台に分かれて。アンジェラ佐藤、竹内陽、高橋ちなり、おごせ綾、海老原まよい各氏同乗。
7:30 東京サマーランド到着 各選手インタビューなど
 
9:30 肉グループ 45分 
 
11:35(11:35) 米グループ 45分
 
13:45(14:00) 魚グループ 45分
 
15:30終了、勝ち抜いた3名の選手はつぎの会場へ移動。
ほかの選手はバスで最寄り駅まで。
 
 
 
 
 
 
なか卯さんの「親子丼」が食材で、
 
 
 
スプーンオッケーと言われたらスピードも出そうと思いますよね。

 

 
この時私の頭は、2日前にチャレンジして挫折した吉野家牛丼並盛の記録があり、
(Youtubeにアップしているのでグダグダなチャレンジを見てやってください。18杯半です)
 
くっそう、ここで絶対20杯やってやる!
 
としか考えてない笑。
 
ここは予選リーグ、決勝じゃない。ならば、どこまでも自分に挑むべき!と思いました。
よっしゃあ、飛ばすぞー!!
 
この時の飛ばし具合は2008年春の女王戦の「湯豆腐」くらいかな。あの時も、飛ばすぞ!と宣言して当時のプロデューサーを慌てさせましたが、寒いので30分勝負でした。
 
45分、おなかに溜まる卵とご飯でどこまで飛ばせるかなーと思うとワクワクしました。
不安は一切ない。
 
飛ばして飛ばして、止まったら休んで、最後にまた動いて勝ち抜ける、その勝算はあった。
 
私は自分でも自分を見捨てたくなるくらい気が弱いし自分に自信がないので、やれる!と確信がないならやりませんよ。
 

 

 
絶対あこちゃんは途中まで着いてくるだろうなあと思いました。
突き離して、休んで様子をみておいて、
ぎりぎりで動き出して絶望させる。追いつこうとして無理をした分、
絶対休んでいた私のスピードに叶わない。そのくらいのことは計算しての速攻。
 
かつて射手矢さんがそんな手を見せてくれたように。
なか卯の親子丼はそうは見えないとしても、自分としては射手矢さんリスペクトの試合だった。
 
2008年秋の男女混合戦で射手矢さんは猛烈なダッシュで突き進み、休憩します、と言いながらじつはあと2,3口だけ残して休み、
われわれ(山本さんと私)が追い付こうとすると、パッと残りを平らげて杯数を先に進めて、がっかりさせる、そんなことがありました。
 
私は非常に感銘を覚え、いつかあれ、やりてぇなあと思っていました。
 
待ちに待った、アレをやるときがきたじゃ!ルンルン!

 

 
この時、サンダルでと言われていたのにも関わらず、ふだんの靴のまま会場に着いてしまって、時間がないのでKディレクターが
サンダルを貸してくれました(席についてから穿き替えて返しました)。
 
1杯40秒。
 
でもけっこうみんなびっちりついてくるじゃん。
大塚桃子さんがあこちゃんとほぼ同じスピードで着いてくるので、
すごい強くなったなあと思ったり、余裕余裕。
 
しかし思っていた通り、このままだとじわじわスピードが落ちそう、というあたりになりまして、
ズルズル後退するより、休憩した方が気が利いているだろう、と思って休憩することに。
 
前から自分の欠点は無理をしてしまうことだと思っていたので、無理をすべき時はラストだけで、それ以外では
無理はしない、そのトレーニングにもなりました。自分で自分にストップをかける練習です。
 
休憩したらしかし誰もインタビューしてこないので不満でした笑。
 
思うんですけど、大食い選手がスタートダッシュするのは当然で、そこで話しかけたって意味ないじゃないですか。
最初の20分は観察していて、それをふくらませて解説したり予想してもらったりしてほしいです。
逆に20分過ぎたら選手は絶対スピードが落ちますから、適度にインタビューしたりして気分転換させてほしい。
 
と、ここで言っても届かないとはわかってるけどでも。
 
予想通り私の勝ち抜け。そりゃそうでしょ。こんなところで落ちてたら、女王奪還なんて夢のまた夢じゃんね。
私は夢は見ない。
実行あるのみです。
 
ちなみに600g差です。
 
編集で私が最後の最後に19杯食べたようになってしまっていますが、実際は1/2杯まで進んでいました。
決勝で白田さんが(編集でカットされましたが)どの組もトップと2番手の差が600g着いていて、この3人の決勝以外ありえなかった、とおっしゃっていたので私の勘違いとかじゃないと思う。
 
終わってから、
 
「菅原さん、20杯行きたかったでしょ」とも言われましたし、逆に、
 
私が途中で休憩していた時こそインタビューしてくれたらいのにと言ったら、
 
「あの時の菅原さんは余裕がない顔でとてもそんな雰囲気じゃなかった」と言われて、フェアすぎるそのご意見と思いました。

 

 

 

 
肉リーグについてはグループLINEでもらった画像があるのでこれを貼って、
 
しかし出てもいない私に語ることがなにかあるだろうか。

 

 
この大会、何度も言いますが、スタッフの描いていた絵はぎらぎら輝く太陽!プールの水しぶき!夏夏夏夏ココナッツ!
だったと思いますが、
 
雨が続いて思っていた絵どころか、テントの水を落とすとか、雨対策のあれこれ設営とかドタバタだったんじゃないかなと。
 
肉リーグにはさぬきうどん県こと香川県から池田有加さんが入っていました。よりによって肉リーグ。というのは台風で池田さんが乗るはずだった飛行機は飛ばず、夜行列車でギリギリで会場入りだったからです。
 
そんなことは全然見せず、試合に出ていた池田さんはカッコイイと思いました。プロフェッショナル。

 

 

 
このハンバーグが210g、芽キャベツとポテトと合わせて一皿300g。ってどうなのでも。
うーん、考えすぎかもしれないけど、ハンバーグ300gにしちゃうとアンジェラ圧勝の図すぎるから、
このメニューにした?
 
ところがどっこい、わがアンジェラは野菜もお得意よ。米もパンも甘いものもステーキもお得意。
苦手なのはラーメン、でも残念ながら私もラーメンが苦手よ。
 
付け合わせが玉ねぎ炒めじゃなくてよかった、とアンジェラが言っていて私も激しく同感です。
2020年の肉リーグは玉ねぎ炒めを集めるのにやったら時間がかかってイラつきました。
 
 

 

 
ロシアンが引退について話したのはインタビューの時だけだと思っていたけれど、
もしかしたらここで敗退したときもあらためて引退する、と話したのかな。編集されたものだとインタビューと試合後の話でセットになっているけど、そんなの一緒に試合した選手にはわからないから、もう一度引退について話したんだろうと推察。
 
自分が出ていない試合は推察しかないわけ。
 
肉リーグの次が米リーグなので、試合前にトイレに行っておこうと思ったところで、
試合から帰って来たアンジェラとロシアンに遭遇し、
 
アンジェラが勝ったと聞いたので、
 
「決勝で会おう」
 
とだけ言ってトイレに急いだ私です。
試合前のトイレに優先するものなどこの世にない。
 
ロシアンの眼が充血していたことは後になって思い出しましたが、
引退という言葉は放送、というより配信をみるまで知らなかった。
そして引退について私が思うことはこの前の記事に書いたとおりです。大会に出なくなったっていままでどおりロシアン佐藤として活動していくと思うし、いままでお疲れ様!しかないなあ。
 
最後の試合がロシアンにとって清々しいものであったら、それがいちばんです。