(デカ盛りハンター 大食いダービーでお世話になった元プロ野球選手チームの
GG佐藤さん、ギャオス内藤さん、マック鈴木さん)
(承前) 4月のデカ盛りハンターロケ(4/8)で、「大食い女王戦やるってよ」と耳にした私ですが、
(イサム・ノグチの「こけし」)
かといってすぐにギアが入るというものでもないのだった。
このデカ盛りハンターロケにはノートパソコンとやよいの青色申告ソフトに未入力の伝票類を抱えて言っていた私です。
今年もギリギリに税務署に駆け込んでなんとか提出したわけだ。うさぎ年生まれのせいか、ギリギリ駆け込みセーフがすきなのか。いやうさぎ年でも計画性のあるひとはいるだろう。うさぎは呑気で楽天家だが、エラソーにしているやつを揶揄って痛い目に遭うという厄介な性格が他人とは思えない。私にもそういうところがあるが、うさぎと違って鈍足なので困ったものである。
デカ盛りハンターロケ前の朝飯には神奈川近代美術館葉山の「フランシス・ベーコン展」
われらが萬鐵五郎じゃないのよ、ベーコン氏の初期絵画なのよ。
コロナ禍でベーコン展も会期の大分を閉館としていたのですが、奇跡的に非常事態宣言解除とロケがピタッとあって、
ベーコン。
ロケが無事終わって翌日は朝から明治神宮の杜へ。
「神宮の杜芸術祝祭 気韻生動-平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち展」へ。
オンラインギャラリーもあるようです。
古屋仁王さんの「鹿」
荷物は重いし、私もなんのために美術展をめぐるのか意味がわからない。
私なんかが美術展を見たからって世界平和のためになんの役に立つんじゃ、
とはいつも思っている。私がSNSに美術展のことを書いたって、どうせ誰も読まない、
ってか大食いの話だけ載せとけと思われてるきっと、という被害妄想もこじれているので、
だからなに!
というやけくそで美術展をみてまわっているところがある。笑うなら笑え!
しかし誰も私にそんなに興味もないと思うのだが…。
東京ステーションギャラリー、「南薫造 ニッポンの印象派」も会期ぎりぎりで
見られてよかった。こんな明るい画風の作家がいたことがうれしかった。
1点だけ見かけることはあった作家だけれども、やっぱり個展でまとまった作品を見ると
その作家のことが好きになるんですよね。
このロケからもどって必死に入力しまくり、プリントして税務署に駆け込んで
今年も無事青色申告の控除を受けられてよかったよかった。来年は絶対余裕をもって提出しよう。
その後、「深堀隆介展 金魚鉢、地球鉢」を見にいったりして、
やる気を起こすまでがいつも長い私だった。
始動したくないのか。したくない。
とはいえ、美術展を見ることによって大食いへのやる気を引き出すことも可能!
こんなに自分を削るようにして作品をつくっているひとがいるんだ、と思うと、
私なんかなにを甘えたこと言ってんだ、と謎のファイトが湧いてきますなあ。
絵を見ても、マンガを読んでも、音楽を聴いても、みんながんばってるじゃん、私も頑張らなきゃダメじゃん、
と思う。
しかしすべてを犠牲にするスタイルは私にはできないのだった。
すきなことは相変わらずやりつづけ、それで勝てたらいいなあという虫のいいことを
性懲りもなく考えている。もちろん本業も大会のために休む以外はふつうに続けたい。
何食わぬ顔で大会の準備をして、何事もなかったような顔でオンエアを迎え、
いつ行ってきたんですか?と思われたい(見栄っ張り)。
それも大会が近づけばすべてが台無しになるほど混乱しまくるわけですが、
まあまだこの頃は余裕があった。
そして迎えた5月9日。プリン同盟20周年記念展20段プリンお披露目会にて、
20段プリン(黒蜜ソース)を平らげるというイベントがありましたが、
晩秋にやったかぼちゃプリン15段より余裕で食べきることができてよかった。
ちなみにこの頃体重は57~58㎏で公称54㎏からけっこう離れているのでした笑。
頬もぷくぷくしているでしょ!
翌日9日、安比へ撮影会。
先ほどのブログで竹の子会写真展が9月にあるとお知らせしましたが、
この時撮った写真も出品される予定です。
この頃は大会にむけてゆるやかにギアを入れつつ、生活はまったく変わらない、
変えたくない、という中途半端な日々でした。
大会がなくても、テレビロケがあると容量9㎏はキープしていられるので、
体重を7,8㎏落として容量11㎏を目指すというのが4月半ばに打ち出した方針でした。
11㎏あれば女王戦ではかなりの確率で勝てるはずです。問題は体調管理。
コロナ禍もそうですが、風邪を引いたら嚥下力も食欲もダダ下がりなので、今回
健康管理には慎重でした。2018年の敗因はおもに扁桃腺が治りきっていなかったため、
嚥下力が落ちて水を多量に摂ったこと。
ということで絶対風邪なんかひかないぞ。
と思えば思うほどひとはナーバスになっていくので、ちょっと咳が出ただけで激しく動揺したりもしました。
ふだんのおおらかさを段々失ってピリピリしていく。
でもピリピリしている自分は本気を感じられて嫌いじゃない。
この動画を撮った5月下旬は容量10㎏を超えていました。
10㎏あると動画撮影がラクで楽しんでやれるので、また青色申告でいろいろやりたいことが
できなかった鬱憤を晴らすように、週1で動画をあげるようになっていました。
(テレビのロケがあるときは2週間に1回になったりもしましたが)
しかし私は確実に仕留めたいので、あくまで11㎏を目指していました。
(つづく))