現代アートの実験 アートフィールドいわて2021

2021.6/14(月)〜6/26(土)

野外展:盛岡市中央公園

屋内展:ギャラリー彩園子(10:00〜19:00、6/20日曜休廊)

両会場とも最終日16:00まで

 

きのうはギャラリー彩園子は休廊だったので、天気のいいうちにと思って盛岡市中央公園へ。

駐車場に車を停めたら、まっさきに目に入ってきたのがこちらの作品。

 

portrait/ourselves May 2021 伊藤寛泰(岩手県)

 

写真の説明はありません。

 

見逃さないようにアートフィールドいわて2021FacebookにあがっていたMAPをスマホで見ててくてく。


過去何度もいろんな美術館で、え、それ見てない、という見逃しを繰り返しているのでMAP重要。

しかしこれもよしあしで、作品を見ないで出品リストと作品の答え合わせに躍起になっている感じになることがあり、

われながらなにをやっておるのか、と思うこともしばしばです。

 

 

 

 

 

 

遠目に見た時には、水たまり?と思えたこちらの作品。

野外展なので、しっかりとロープで留められています。

 

 

 

 

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Expansion ・21・6 大坊孝男(岩手県)

 

「拡張」という意味のようです。

それはいま調べたのですが、中央公園を歩いている間は、

広い公園に自分の足跡のアウトラインを刺繍している感覚だけあって、

調べようという気持ちは一切起こらなかったし、シャッターは切るけれど言葉に置き換えることはすこし離れて、

素材やまわりの風景にどのように馴染んでいるかという方が重要で…。
 

 

中央公園の中に小高い山がありまして、展望台になっています。

 

テトラは旅をしたい 福田沙也佳(岩手県)

 

カラフルなテトラたちですが、風雨で野原にぺったりとなっていました。

作家のInstagramには元気に三角形だったテトラたちがあがっていて、

アカツメクサの中のテトラがキラキラしていました。

 

とはいえ、風雨で変形することもふくめて旅なのだと思えます

 

 

 

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龍かな? 鹿かな? 麒麟かな?

うまく撮れませんでしたが、角柱はゆるやかなカーブを描いています。

 

 

クルマで公園に向かう途中で目に入った作品だったので、

あそこにある!とすぐに気づいて三脚片手にてくてく。

 

 

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季節柄七夕の吹き流し(四角の折り紙に細かく切れ込みを入れて、

投網のような形にする飾りもの)みたいだなあと思いました。

 

夢 木幡倫子(岩手県)

 

 

 

「夢」のちかくにあった、真っ赤な作品。まわりが緑なので捕食、じゃない、

補色の赤は目立ちますよね。

どちらから見るのが正解なのか、とぐるぐる回って何枚も撮影しました。

 

む 武田豊 (岩手県)

 

ひらがなの「む」のイメージを形にしたのかなあと思いました。

 

野外展示ということでカラフルな色彩のものや、揺れる動きを取り入れたもの、

雨に打たれても大丈夫な素材、風に吹き飛ばされない工夫やサイズ、重量であるとともに、

 

公園の中までクルマで搬入というわけにはいかないので、人が持ち上げることができるサイズや重量で、公園を散策するひとたちの安全性も考える必要があるだろうなあ…とそんなことを歩いているときはまったく考えませんでしたが、こうやってブログを書いているうちにいろいろ浮かんできたのでした。

 

お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいねー。