こんにちは。
あれからさらにどんでん返しがあり、結局iPhoneの交換修理ということになりました。
これまでの充電できない問題!(シン・エヴァンゲリオン風)
「充電できない」「ケーブルが壊れたのかな」
家じゅうのケーブルを試しまくる。ほかのスマホでは充電できるのに私のiPhoneだけはピクトもしない。
ツルーツルーツルー(古典的な電話をかけている音)
近所のSoftbankショップに電話。いまどきは予約制だからね。
「あのーiPhoneが充電できなくなったんですよ。壊れているんじゃないかと思うんですけど、
予約ってきょう取れますか?」
「すみません、うちはショップだけで修理ってやってないんですね。近くだとカメラのキタムラ〇〇店が
アップルの正規修理店なんですけど受付は16時30分までできょうは終わりですね。」(女性店員)
なんですと!!人類(私のこと)はやり場のない絶望の槍を突き刺された思いだ。どうしてくれる。
その後立ち直り近所のコンビニに走る。新品の充電コードならどうだ。
しかしピクトもしない。これでスマホが壊れていることは決定だ。
うちはショップですんで、っていうなら、買えばいいんでしょ買えば。
ツルーツルーツルー
「あのー、さっき修理を申し込んできょうは予約取れないし修理はやっていないと言われたものですが、
新しいスマホを買うならすぐやってもらえるんですか?」
「いえ、購入のお客様も予約でお待ちいただいております。修理ですが、アップルケアに電話してサポートを受けたら
どうでしょうか」(男性店員)
それか。それだな。
ツルーツルーツルー いろいろ数字プッシュ けっこう待たされる(いつものことよ)
「充電できなくなりましたー」
「機種はIMEIは」(これはSoftbankショップに電話をしたときに必要になるのでメモしておいた方がいいと言われていた)
「かくかくしかじか」
「心得た。予約を取るからアップル丸の内店にあした11:40に行くがいいよ」
「忝い」
「メールで準備するものなどお送りしたのでご覧ください」
(実際は丁寧な対応だしくどいくらい確認される項目があったしフリーダイヤルなので電話代はかからないが
時間は大量に消費された)
しかしメールが届かない。用事があったので出かけて、さきほどの電話から1時間あってからメールボックスを見るがやっぱり届いていない。
スマホは使えないのでパソコンのメールボックスだが同じメールアドレスだから届いているはずなんだが。
ツルーツルーツルー いろいろ数字プッシュ けっこう待たされる(いつものことよ)×2
「あのー、さきほど電話したものです。問い合わせ番号はかくかくしかじか。名前は私だ。
メールを送ってくれるということだったんですけど、届いてないんですけど」
「これはしたり。申し訳ない」
「私がメールアドレス間違えて伝えたのかもしれない」
「送れているか確認しなかったこちらの手落ちなり」
ということで電話をつないだまま(固定電話)、パソコンのメールボックスにメールが届いたのを
確認してこの電話は終わった。メールをチェックしてとりあえずメモ帳に必要と思われる番号やIDやパスワードなどなど、
いろいろ書き込んでおくことにした。
(その後役に立ちまくる)
翌朝目が覚めたらスマホがいつのまにかフル充電になっていた。夜のうちに充電できたのか?なぜ?
しかしコードをいったん抜くと充電にならない。その後新幹線車内でまた充電になり、抜くとかなりしばらく充電できないことがわかった。
どんなことになっているんだろう? 直った? でも予約しているんだから見てもらった方がいいよね?
アップル丸の内店へ。
予約しているのですぐに上に案内される。いろいろ試して充電口の清掃をやってもらい、
試したところ受電できると言われる。自分が持っていた非正規の充電コード(きのう買ったばかりだ)で試せばまた展開があったと思うが、
相手が直ったと言っているものをわざわざその場で試す発想はなかった。
その後ホテルに荷物を置きに行って、部屋の準備ができていると言われ、ホテルでかるーく充電してからでかけるかなと思って充電コードを差し込む。ぴくともしない。
またかーーーーー!!!!
この時点での怒りがどれだけのものか想像して下さい。きのうから絶望と希望のカオスなんですよ。
アップル丸の内店に電話する。怒っているので何を言ったか覚えていないが、
なんで小手先でごまかそうとするのか、私は修理してくださいって初めから言っているのに!
というのが怒りのポイント。
相手がアップルケアに電話…と言ったのを覚えているが、またか!それはきのうやったんじゃ!
やって予約までとって見てもらったのに全然直ってなかったんだ!と怒りの火に油を注ぐ。
その後怒りながらもなんとかしなきゃという気持ちはあるのでアップルケアに電話。もうどうせなにをやったって
このスマホは二度と使えないし修理もしてもらえないし買うといっても売ってももらえないんだと思っている。ぼくはエヴァに乗るしかないんですよね。絶望しかない。
ツルーツルーツルー いろいろ数字プッシュ けっこう待たされる(いつものことよ)
問い合わせ番号と氏名を名乗るといままでの経緯がわかるようになっている。
たいていの電話ってここからまた一から経緯を言わされてそれで怒りが発動するんですよね。
なんだかんだで正規のコードじゃないからではないかという結論に至る。またかよ。
それはアップル丸の内店の電話でも言われ、責任転嫁かとムカついていたのだが、
「でも!正規じゃないtっていっても買ってすぐから充電できなかったんですよ?そんなことある?」
と怒りをさっそく炸裂させつつも、んー、ホテルのマルチタイプの充電器(差込口が全部そろっている)にかるく差し込んでみる。
雷マーク出現!おおお。
「いまホテルの充電器に差し込んだら雷マークがでました。やっぱり正規のコードじゃなかったからかも」
「よかった」
「正規のってどこで買えます?」
「セブンイレブンさんにはアップルの正規品が置いてあります」
「それだー」
というわけでこの時点ではスマホに70%残っていた充電で近くのセブンイレブンを探す。
かなり近いじゃん。
というわけで某セブンイレブンへ。
「これはアップル正規品か?」
「マークを見よ。裏に対応機種があるが合っているか?」
「うむ。合っているようだ。これをくれ」
それは電池充電器付のものだった。外でiPhoneにコードをつなぐ。
雷マークでない。ピクリともしない。おーのーれー!
セブンイレブンに戻り、さっきアップル正規品かと聞いてから買ったのに、充電できないじゃないか。
「私はそんなこといってない」(これは嘘)
「私は正規品じゃないと充電できないと聞いて、セブンになら正規品を売っていると聞いてここにきたのだ。
最初に聞いたのは間違いない。なぜ嘘をつくのか」
(店長登場)(私の言い分を聞く)(笑顔で返金処理)
ここの店長にアップルマークがついてはいてもアップル純正品かと言われたらそうじゃないし、
純正品ならアップルに行って買うしかないかもと言われてそれもそうかと思い、
怒りはとまらないがそのままアップル銀座に駆け込む。
もはや怒りと絶望で目が眩みそうである。きのうから何回希望を見せられては裏切られているのか。
私が悪いのか。いや私は素人である。プロの言うことを聞いてそれが全部間違っていたなら、こっちの言い分を通すしかない。
今度という今度はやってやろうじゃないか。もう丸め込まれるのはごめんだ!
お店の前に立っているスタッフにいままでの経緯はこの「問い合わせ番号」で開けるはずだ。とにかく正規品の充電ケーブルをください。この場で試せばこのスマホ自体が壊れているか純正品だったら充電できるのかわかるだろう。充電できなかったら修理を申し込みケーブルは返品する。さあ、純正品のコードをまず売ってください。
ここでもけっこうもたついたが(外に立っているスタッフは問い合わせ番号を開くことができない)、とにかく上に上がって修理スタッフに対応してもらうことになる。
が。
とにかく待たせる。一回ごとに奥に引っ込んで出てくるまでかかる。
冷房が効きすぎている室内でしまいに頭痛がして、風邪をひきかける。やばい。家に帰りたい。
対応自体は低姿勢で丁寧な女性スタッフだが、とにかく相談してきます、で席を外すことが多くひたすら待たされる。
ここに来たらすぐに本機を分解して、修理してもらえると思っていたので失望ハンパない。結局どこに行っても同じじゃん。
結局充電できないことが確認され、アップル丸の内店の責任者に電話に出てもらうかと言われるが、もう怒りは伝えたのでいいと思う。
機械自体が壊れているなら交換修理してもらいたい、というと、ではバックアップを取る必要がある。と言われる。アイクラウドの制限ギリギリなので、いろいろ相談した結果(私と相談するわけではなく上に聞きに行って長く待たされるのである。待っているあいだスマホがないと非常にヒマであることがわかった)、
ここで充電しながら(円い皿の上に乗せると充電できる装置があった)、新しいiPhoneにデータを移行するということになった。
最初女性スタッフがあしたの11時には、と言っていたのだが、その上司らしい男性スタッフが来ていろいろやりとりがあって、
11時ではここが開いた時間なので、その時間にどうなっているかは保証できない。来てもらってアップルIDとパスワードを入力してもらう必要があり、そのあと15分から20分くらいかかる。
ということに。つまり11時になってもまだ移行が終わっていないかもだし、その時間がいつかもわからないよと。
なんだとー!! 11時って言ったのそっちじゃん! 新しい機械を買わせてから時間がわからないってそれおかしいよね。第一もうここに来てから3時間ちかくかかってる。きのうからどんだけ時間を無駄にしてきたと思うのか。がーーーーー!
相手の言い分。てかバックアップ取っていなかったのそっちだしデータ移行はお客様がやることだしこちらはサービスでやっているのに。
というようなことを丁寧な言葉で言われる。むむ。
でもー!最初に修理となっていたらこんなにこじれることなかった!どこに電話しても相談してもコードが純正じゃないからとか汚れてついていたとか、それでこんなに時間がかかったんじゃない!とまた怒りを炸裂させる。ごまかされないぞ。
ということでアップルにiPhoneを預けている私である。11時に来てもデータの移行が終わっている保証はないからと言われているので行きたい時間になったら行くのである。いろいろ哀しみしかない。ちなみに修理というか交換修理代は消費税込みで6万円強だった。それも哀しみだが、
お金よりなにより、こんなに振りまわされてしかも誰も私にあしたになったらまたいままでのようにスマホが使えますという保証をしてくれていないのが悲しいのである。いや、こんな大金を出したのに、なにひとつ、それに見合うものを受け取れていないし受け取る保証もないということを保証されていることが虚しく悲しい。だれか私に大丈夫だよと言って!(アスカ風心の叫び)
ということでここまでのあらすじでした。
二つ折り時代のケータイを水没させたことが3回くらいありますが、その頃は修理も手っ取り早く、データ移行もSoftbankのショップでやってくれていたと思う。
どんどん、消費者の仕事が増え、責任も消費者にかけられているのに代金は爆上がりしており、江戸時代の年貢を納める農民の気持ちである。一揆を起こすか黒船が来るかしかないんじゃないか。このカオスに一気に鳬をつけるわよ、と言いたいが言えないので、
いろいろ蹴っ飛ばしたい。ケリをつけるのケリは鳬だって40年前から知ってるけど蹴りを入れたい。