こんにちはー。
 
きのうの夜に3回目、きょう9:00からの舞台挨拶生中継つき上映を見てきた菅原です。
 
テレビ版のエヴァンゲリオンが話題になっていた頃はたぶん入っていけないアニメだろうなあと思って見ていなかったのに、
 
館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技 (東京展は2012年、最終展熊本市現代美術館は2015年)
のあと上映された「劇場版エヴァンゲリヲン:Q」を同時上映の「巨神兵東京に現る」とともに見て、Q上映記念で「序破Q」3作を1日で上映する日があり(夏休みだったのかな?)、そこで一気に見てから好きになったのでした。
 
はじめは綾波レイの妖精的な雰囲気がすきで、物語全体はよくわかっていなかった。しかしQから今回のシンまで時間があったので、
その間にもう一度地上波やBSで上映されたエヴァを見たり、ヱヴァンゲリヲン展を見に行ったり、

箱根湯本 えゔぁ屋でグッズを買ったり、ファン活動に精を出していました。

 

 
きょうの舞台挨拶生中継では声優さんたちが予想外に多く出演してくださっていて、挨拶というにはもっと深く、
テレビ版からの出演の方々は四半世紀にわたる役柄と共演の声優さんへの思いのこもった言葉を語ってくださいました。
 
声優さんたちの言葉をうかがって、もう一度見ようと思いました。
 
AAAヴンダーの艦長葛城ミサトを演じた三石琴乃さんと副艦長赤石リツコ役の山口由里子さんが顔を合わせながら(といってもコロナ禍であり、舞台上の声優さんたちはみな、ソーシャルディスタンスです)語る場面では、今回多かった二人だけの場面の数々が思い出されて、もう一回見よう! と思ったのでした。
 
リツコがミサトから後を託されたときに発する台詞は3テイクとって、どれが採用されるかわからなかった、とおっしゃっていて、あの場面が思い出され、またまたもう一度見よう!と激しく思ったのでした。
 
また最初に挨拶し、最後に締めくくりの挨拶をされた碇シンジ役の緒方恵美さんの、
 
最後の成長したシンジは自分ではなかったので(神木隆之介さんが演じた)、みんなを送り出し物語の中に残っているような気がする、
(だいたいの内容ですし、記憶違いがあるかもしれません)とおっしゃったのが深く、含蓄があるお言葉でした。
 
ああもう一度見に行きたい!もちろん人気のあるアニメですからロングランになるでしょうけれど、できるだけ長く長く上映してほしい。
 
そしてこの舞台挨拶もなにかの形で残されるといいなあ…。
 

 

 
庵野監督の特撮博物館を見に行ったときは、東京都現代美術館の周りに長蛇の列がつづいており、きょう見られるかなあと思ったのですが、なんとか見られたし、すべての上映動画も堪能できたし、ぎゅうぎゅうづめで前に進めないという展示ではなかったのが不思議でした。
この時見た、ミニチュアの街をつくって、ビルを爆破するシーンを3通り撮って(それぞれ違う監督で)、その爆破をみんな楽しそうに笑っていたのが印象的で、今回のシン・エヴァンゲリオンも苦しいことや辛いこともあったとしても、どこかで笑って楽しんでつくっていたら観客としてはうれしいなあと思います。