(2020年12/1に書きかけた記事を翌日書き上げました)

 

こんにちは。

 

きょうはカーブスは休むことにしたので、のんびり時間ができましたー。あしたのおでんの仕込みをしたり、ブログを書いたり、楽しく無為な時間をすごしました。

 

無為といえば出かけた先でのお写んぽですよ。もう6年くらい写真クラブに入って写真を撮っているのですが、私がすきなのはお写んぽなんじゃないかと思います。

 

そんなにしょっちゅうあることではないですが、ロケの翌朝、帰るまでのあいだに街をあるいて写真を撮るのがすきです。もう二度と来ることはないかもしれない街も、写真が残っているとまた行こうかなと思える、思えるだけでいいんです。

 

ということで、この日のチェックアウトは10時だったのですが、9時にホテルを出たという…ダラダラが好きすぎる。ダメじゃん。

 

どこに行っても、スマホのMapアプリで最寄りの神社を見つけてお参りにいくのが好きなのですが、

 

ここは大宮。大宮と云えばパワースポットとしても名をはせる氷川神社でしょう。ホテルから1.5kmくらいなので、てくてくあるいていくことに。

 

3月3日という名前のバー。書体がレトロで可愛い。大宮の街はどにいっても椿が咲いていました。

 

 

 

 

大栄橋。この橋の上から大宮駅の線路が一望できる。

 

 

遺伝なのか、橋が好きです。父は新しい橋が架かったと聞くと矢も楯もたまらず、九州でも瀬戸内海でもパジェロで駆け付け、とりあえず渡る人でした。渡るだけが目的なので宿に泊まったりしない。このあたりの理屈は阿房列車チックだな。

 

車中泊で帰って翌朝は仕事なのですが、出かけると生き生きとするんですよね…。大腸の検査で入院して弱っていた時も、モーターショーがあると知って幕張メッセまでクルマで出かけて、すっかり元気になったこともあったなあ…橋を渡ると元気復活。謎である。

 

 

氷川神社に向かう途上で小さな神社があって、心惹かれる。

廃れたような小さい、煤けた、色褪せた、そういうものに心惹かれる。小さい頃からずっとそうだったので、この先もそうだと思う。

 

 

由緒が書いてあるのだけれど、さっと目を走らせただけだから全然わかってない笑。ただ、『風土記』がでてくるところが、おっ、という感じ。

 

 

神社自体は小さいけれど、土地がひろく取ってあって、盆踊りや秋祭りの会場だったんじゃないか、春に桜が咲いたらここで花見をするんじゃないか、と思った。

 

 

鈴の緒(ということをいまネットで調べて知った。緒には繋ぐという意味があり、この世と神様の世界を繋ぐということだそうです)のもとは太い綱だったと思われる、解れてすぐにもバラバラの糸になりそうなところが、神神しく思えた。

何枚も撮ったけれど、思うようには撮れないものなのだった…お写んぽとはいえ、撮りたいものは納得が行くように撮りたい。というようなことでどんどこ時間は過ぎていく。

 

 

氷川神社。ちゃんと歩けばホテルから20分くらいなんですが、寄り道や写真を撮るのが多くて40分くらいかかってしまう。でも知らない街を歩くのって楽しいですよ。スマホ。このありがたいものさえあればどこにだって行ける。写真も撮れるし。でもできるだけ写真をデジカメに残しておくようにしている。スマホでも撮るけど、スマホの写真は結局どこかへ行っちゃうので…。

 

注意として、撮影は3日前までに許可をもらってくださいと書いてあります。なんとー。でもむやみやたらにパチパチやるひとだらけの氷川神社っていうのもどうかと。

 

七五三の兄妹を連れたお母さん(兄妹は晴れ着、お母さんは無地の訪問着)と、カメラマンらしいスーツの女の人がいて、撮影許可ってこういうことかなと思った。

 

ミーハーな私がミーハーに観光写真を撮りたいんですけどーと申請しても通るのかしら。本殿の手前の池も見事だった。桜の頃に来たらここはどんななんだろうと思った。そんなに都合よく行くわけがないが、もしもなにかの機会があって、また大宮に来ることがあったら3日前までに撮影許可、いただいてここに来たいものなんだぜ。

 

 

 

境内にはいってわりにすぐのところに、戦艦武蔵の艦内神社について、碑があった。

 

戦艦武蔵の出水式では氷川神社の神主が行って分祀したのだという。

 

私は艦内神社についてここにきて知ったので、帰宅して息子に話したら、そんなの100年前から知ってますみたいなあっさりした反応…艦これとか艦つくとか、私の知らないところで独自に戦艦の知識を増やしている息子なのだった。世界中の戦争や民族の紛争にもなぜか興味があるらしく、とにかく記憶力が死んでいる私は白目になってしまうのだった…

 

ということで境内は撮れなかったので、帰りの参道(なのかな?)でイロハモミジを撮って満足する。

 

神社とか墓地とか、そういうところに行くと心底ほっとする。なんでかな。誰でもそうなのかな。

 

ではでは♪