午前中、第58回県下高校美術展に行ってきましたー。

応募数739点、出品校総数61校。

 

 

 

のっけからルーシー・リーみたいな陶芸のティーセット(と思ったけれどテーブルウェアセットのようです)があって驚く。 技術的にもレベルが高いのもそうですが、心の強さや高さ深さを感じさせる作品に多く出会いました。

 

社会問題にも目を向けていて、イジメやネットの誹謗中傷、児童虐待防止などのデザインはそのまま使えるんじゃないかというものばかりでした。特にLGBTについてのポスターが多く、テレビドラマや映画などでもLGBTをテーマにしたものが多くなってきたという状況もあると思いますが、いずれの画面にも爽やかな主張を感じました。 自分が高校生の頃、こんなことを考えられただろうかと思わず棒立ちになってしまう作品が多かったです。発想もイメージも表現も…

 

鉛筆だけで描いた、弊衣破帽の高校生を描いた「岩男児(がんだんじ)」、迫力のある構図ながら、内省的な表情に見えて心惹かれました。

 

 

西瓜を大胆に描いた作品のタイトルに唸ったり(粋夏、なんてうまいんだ)、 電信柱と電線がモチーフの作品があって、同志を発見して嬉しかったり、 自分の中の自分を発見するような気持ちでした。

 

写真は撮ってもいいけど、たぶん、SNSに私的につかってはいけないと思うので、画像はありませんが、素晴らしい展覧会でした。

 

ではでは♪