おはようございます。
 
去年、高2の修学旅行が関西方面だった息子の修学旅行写真、金閣寺でおなじみの鹿苑寺です。息子はスマホは持っていなくてiPadをこっそり忍ばせて出かけて、先生には現場で交渉してiPadでの写真撮影を許してもらってバンバン撮ってきました。
 
ふだん、うちにいてiPadで笑ったり創作したり音楽を聴いたりプライムビデオを鑑賞したりしているので、iPadを奪われたら半日も生きていられないと思う。で、鹿苑寺ですよ。
 
 

 

 
先日、絵を受けとりに出かけた、もりおか町家物語館では書道の二人展をやっていたのでしたが、
 
「美は秀麗な奔馬である」という三島由紀夫のエピグラムもそこにありました。そんな言葉があったのも知らなかったのですが、
 
三島由紀夫の最後の長編4部作、『豊饒の海』の2部が「奔馬」だったなーと。
 
『豊饒の海』は4部作で、「春の雪」は映画化されて、竹内結子さんがヒロイン聡子役でした。映画は見ていないんですが…。
 
NHKの朝ドラでデビューしたときは元気いっぱいの女の子役だったので、ずっとそのイメージだったのですが、意外なようで合っているかも、と思ったものです。
 
しかし「春の雪」は何度か読み返したのですが、それ以外の3冊はずっと読んでいないので、もしかしたら、例によって全然違う物語に醸成しちゃってるかもしれませんね。
 
記憶の中では(いまWikipediaに頼らず書いております)、
 
この物語全体を青年時代から見てきた本多が出家して尼僧になっていた聡子と再会し(ともに80代くらいの高齢。昔の小説なのでいまの感覚だと90代くらいに相当するかも)、聡子にいままで紡いできたこの4巻全部が絵空事であったかのような言葉を浴びせられ、本多ボーゼン、
 
というような結末だったと思います。高2から読み返していないので40年前の記憶だけで語るとこうなります。本多と聡子が物語を締めるのは間違いないと思うけど、当時、ここまで読ませておいてそれはないだろう、と肩透かしをくらった気持ちでした。
 
というようなことを思い出したのは約1秒。
 
書き出すとそれなりの分量になるのに、脳内に思い出が蘇る時間ってほんとうに短い。
 
自分の一生も振り返ったら1秒なんだろうなあ。
 
それを虚しいととるか、花火のようでおもしろいと取るか。
 
全然まとまりませんが、3連休3日目、いかがおすごしでしょうか。
 
きょうもよい一日を♪