こんにちは。
なぜか今朝は2つの発酵種で失敗してしまい、しばらく立ち上がれませんでした、というのは嘘ですが、失敗の中でも発酵種の失敗はそこまでかかっている時間が無駄になり、きょうはそのパンを出せないということなのでショックです。
まあこういうことがあるから焼きあがってからメニューをアップするんですよね…あらかじめアップしておいてから、じつは失敗しました、って間抜けすぎでしょ。初期にはそういう失敗もやりました(笑)。
上のカレイっぽい茶色い砂のようなものは、ブラン山食のポーリッシュ種です。
大雑把に言うと、生地の一部分を粉と水がほぼ同量になるくらいゆるゆるにつくった中種をポーリッシュ種、または水種と呼びます。水…そう水なんですけど、今朝は本捏ねときに加えるべき蜂蜜を最初に加えちゃったんですよね…。
下の具のないお好み焼きみたいな方は、ベーグルの中種です。粉と水とイーストを入れて発酵させるんですけど、タイマーが鳴って生地を見たら…え?ぶくぶくしてない…。
小麦粉とぬるま湯だけでも弱い発酵力はあるんですが、それはここで求めているものじゃないんだ!
ベーグルの中種は30分~40分でまたできるのでやり直しましたが、ブラン山食はもしかして小麦粉と水を足したらうまくいくかな~とすこし悪あがきしまして、けっきょくどうにもならなくて焼きました(笑)。
焼きあがってからすこし味をみたら、
ま・ず・い…。
やっぱり製パンってすごい技術なんだとあらためて思いました。粉と塩と水だけのパンを発酵させないでそのまま食べられるかと言われたら…。
失敗するとその直後はやってしまったと思いますが、順調に行っている時にはできない貴重な勉強になるので、私はどんなことでも失敗に対してわりと友好的です。こちらが友好的だと失敗の方も友好的な態度になってくるようです。
ではでは♪