こんにちは!
5月最後の営業が終わりました。
 
カフェ併設ではない、ひとりでやっている小さなパン屋なので、
基本テイクアウトです。コロナ禍の影響はほかの飲食店に比べたらまだ小さい方ですが、3月はこの先どうしよう…と頭を抱えましたね。
 
盛岡は寒冷地なので1、2月は通行人が減って、したがって客足も遠のき、たいてい売り上げが少ないのですが、暖かくなってきた3月は春のパンまつりじゃないですが、売り上げが増え、希望の春なんですよね例年。
 
今年はなんと!2月より3月の方が売り上げが少ないという末期的な状況! いやーこの調子で減り続けたらどうなるんだろうと思っていたんですけど、
4月になったらすこし希望が見えてきました。
 
たぶん、他県への移動自粛の流れから、ふだんとちがうものをたべたい、でも外食は避けて、ということで市内の初めてのお客様が多かった気がします。
 
そんな中で製粉メーカーさんから新しい粉とパンの提案があったりして、ブラン山食をつくったら、探してきてくださったお客様が続きまして。
 
 
 
おもに老麺からつくる発酵種法でハード系パンを手掛けるようになって1年くらいかな?
最初はライ麦バゲットくらいだったんですが、いま7,8種類くらいになりました。バゲット、パーネトスカーノ、ミルヒヴェック、パン・ペイザン、シュヴァイツァーブロート、リュスティック、ラオゲン・プレッツェル、ラオゲン・ベック、スミット(あんまりつくらないですが)…
 
 
ライ麦パンも去年からやる気を起こして90%のライ麦パンもつくるように。2016年12月5日オープンですが、
 
半年経って落ち着いてきたころから思えばいろいろやってきたよなあ…。LINE通販をはじめたのは2017年12月。最初のお客様のことはずっと忘れないと思う。2018年の夏はちょっとだらけていましたねいま思えば。
 
どうせ売れないんだから、と種類も少なく、とにかくロスを出さなければいいんだ、といういいわけで夏だったこともあるけど4時近くに起きてましたもん。
このころは仕事が終わってからとか、お客様を待つ間によくレンタルコミックを読んでいましたが、そういうだらけた気持ちでいるせいか、返すのが遅れたり失くしたり、今思えばほんとうに何やってんだ!って感じ。
 
 
2018年の冬からこのままではいけないと思ったのか生活態度があらたまって、このあたりから前からやりたかったけど自分には難しそう、と思っていたパンをてがけるように。
 
プレッツェルなんか絶対無理と思っていたんですけど、意外にあっというまに上達してしまった。毎日毎日パンを焼いているうちに、生来の不器用な私でもいくらかは器用になったみたい。あくまで当社比の話ですけど。
 
新型コロナウィルスの影響で、仕事を自粛することはなかったけれど、
 
すべてをパッケージ化してから売り場に出すために起きる時間がさらに早くなり、
 
これは自分が悪いんだけど、青色申告、今年(2019年度分)は1か月申告期限が遅くなったため、3月下旬から4月半ばまで毎日リビングで事務しごとをやり続けていたせいか、
 
最近すごく規則正しい生活です。
仕事が終わったらリビング直行。朝ドラを録画で見てごはんをたべて事務処理をやってお風呂に入って息子としゃべったり。
それでも22時前後に寝てしまう。まあ遅くなることはありますけど。
 
6月からカーブス復活(でもあいかわらず18時閉店なので、通うためにはいろいろ計画性が必要だ)して、さらに生活が規則正しくなる予定。
 
コロナウィルス感染症のことを考えると不安になるし、息子は来年就職できるかなとか(パン屋の手伝いをさせたくてもひとには適性というののがあって、息子は私のような苦しいことを楽しむようなマゾでも数字フェチでも接客経験があるわけでもないし、私はひとを教えるのがほんとうに下手なので無理である)、あんまり先を考えてもいいことはないようである。
 
店のまわりの花や空や庭にくる野鳥のさえずりが昔よりずっと心にしみるようになった。
 
6月の終わりには世界はどう変わっているのかな。
 
では来週、来月もよろしくお願いします♡