盛岡は図書館も多いけど(県立1市立3地区の図書室も多々あるようです)、
古書店がまた多くて。古書店と喫茶店も多いしパン屋も映画館も多い、コーヒーの香りのする文化のまちって感じ。生まれ育ったまちではないのでいまだにあこがれのまちという感じだ。
 
息子の通学路(といっても車で送迎していたのだが)にあった古書店が閉店セールをやっていた、ときのう息子から聞いて、さっそく行ってきました。
 

子どもの頃、作家のエッセイに古本屋や神田の古書街というフレーズが出てきてすごくあこがれた。なぜなら本が安く手に入ればもっとたくさん読めるからです。

当時はそれしか頭になかった…。

 

 

 

『紅楼夢』のほかにもいろいろ掘り出し物があって喜んでしまった。

 

 

ますむらひろしさんのますむら版「宮澤賢治童話集」のうち2冊。

 

 

 

 

 
林芙美子のこの絵はどこかでみたことがあるなあ。
桐野夏生さんの『ナニカアル』ではないと思うけどどこかなあ。
 
いわゆるジャケ買いしたので、いま家に帰って目次をひらいてうっとりしている…ううううう。

 

 

 
写真クラブではいつも写真撮影会に連れて行ってもらって、花の名前を教えてもらって、ともらってばかりだったので、すこしは自立しようかしらと思う第一歩。撮影の仕方も書かれているところがいいでしょ。

 

 

 
ピエール・ロチっていまのひとは知っているのかなあ。私だっても森茉莉の『贅沢貧乏』に出てきたから知っているだけですが、この『氷島の漁夫』はブルターニュの漁村が舞台。
 
ブルターニュといえば、ゲランドの塩とかゴーギャンやナビ派が滞在して絵を画いたとか、マリー・キュリーが娘たちと避暑に来たとか、いろんなことを思い重ねる。ブルゴーニュと混同されそうですが、ブルゴーニュはワインの名産地。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
つい先日亡くなった別役実さんの『満ち足りた人生』。

 

 

 

 

 
べつに村上春樹さんをディスろうという気はないのですが、私はこの本がすきで、少なくとも5回は図書館から借りて読んでいます。すごくおもしろい。マラソンについて書かれた本は本人が走っていないと文章に迫力がなくて、どうももひとつ乗れない。
 
村上春樹はすごいよ。フルだけではなく、サロマ湖も走ってるからね。トライアスロンも走ってる。ってこの興奮もキョーミのないひとにはそれがなにかなのですが。『シドニー!』も繰り返し読んだけれど、こちらの方が読んでいて断然爽快。
ではでは♪