きょう、「ねじまき鳥クロニクル」では、チケットに1階S列とあったので、もちろん、迷わず1階に走ったんだけど、
会場自体は2階だったのよね。
私も悪いけどモギリも気づかず席に案内する人も6番だからここから行けますよってでも!S列ないよ!
でやっと違う会場というかプログラムだったと気づいたわけ。こんなのはじめてですよ。日にちを間違えたり映画館を間違えたり東京都美術館と東京都現代美術館を間違えたりはしたけど、今回は私も受付もどっちもどっちじゃない?
ということで慌ててねじまき鳥に走ったけどすでに始まっているのでタイミングを待っての案内案内。まあねじまき鳥受付には一切非はありません。
やっと入れたら隣の人がぐいぐい押してくるわ落ち着きないわでイライラ。
暗くてすぐには気づかなかったんだけど明るくなったタイミングで目があったら小学校低学年くらいの子でした。
騒いだりはしないけど、足をもぞもぞされるのが不快で、靴下を脱いで自分の顔に持って行ったり、とにかく視界に入れないようにして休憩まで我慢。
ずっとバタバタしているってほどでもないけど大人ならそんなことはしないわけで、つくづくついてないなあと思ったわ。
休憩時間にお母さん(両隣にお子さん二人を座らせていた)にもぞもぞされると気になるので…と穏やかに注意を促して、後半は落ち着いて見られた。
私も息子を連れて美術館博物館観劇講座etcに出ていたわけですが、まあいろいろ迷惑だったと思います。その自分が偉そうに注意を。とは思うけど、
その子のお母さんに話すことで、人間関係ができるとある程度のことは大目に見ようという気になるんですよ。黙ってじーっと耐えていると怒りがうちにこもって爆発しかねないし。
S席は11000円で3人分出して子どもに注意しながらそれでも観るお母さん。いいぞもっとやれ!と思っている。本心だ。きっとこのくらいではめげずまた出陣するお母さんだと思う。
いろんな考え方や立場があるんだろうけど、私は迷惑をかけないで大きくなる子はいない、ある程度は大目に見つつも、これだから子どもは、と思わないで済むように言うべき時は言うし、相手の弱い立場につけ込みような嫌味や皮肉は口にしたくないと思う。
注意されたことは恨んでないが、子どもが小さい頃に美術館で浴びせかけられた嫌味や皮肉はいつまでも忘れられないからだ(観劇もいろいろ迷惑だったと思うけど、一切何も言われたことがない)。