岩手県立図書館から。
「奴婢訓」の入った巻は貸出中だったので「青森県のせむし男」と「大山デブコの犯罪」の収録巻を借りてきたです。「青森県のせむし男」は森茉莉の『贅沢貧乏』で見て、何かなあとずっと思ってた。デブコは青森にいた時、青森県立美術館で上映されていたのを見た気がする。上映だったのかな。
作品ノートを見ていたら「犬神」に竹邑(巴とあるけど邑の誤植だと思う)類氏の名前が。
中島みゆきファンなので「花の色はうつりにけりないたづらに」メイキングの振り付けをやっていたあの類さん?
と喜んだけど、少し前に亡くなられていたことも知る。
みゆきさんの夜会は1回見に行っただけだけど、ビデオは「海嘯」まで買っていて、特に「花の色は」のメイキングは繰り返し見た。照明の小川幾雄さん(こちらも他界)や舞台美術の堀尾幸男さん…。すごい人たちと作っていたステージだったんだなあってなにをいまさら。
当時は全然わかっちゃいなかったけど、あれから20年近く経っていろいろわかってきてよかった。

