こんにちは。

きのう、ボーイズドレッシングさんの東京公演(盛岡のカンパニーで東京公演じゃなくて、主宰が単身東京に2ヶ月暮らして現地キャストとスタッフでイチからつくる公演。そのことがすでに劇だと思う)を見て、

遅刻もしなかったし、チケットを忘れてオロオロもなかったし(ネット予約現地精算は自分のようなドジにはありがたい)、

万事OK!

と思ったところでファミレスでちょっと飲食してから夜行バスに行こうと思った。東京八重洲からのバスの出発まで1時間半あったんですよ。

しかし、2回目に注文したポテトとか揚げ物が来なくて、10分以上待ってもう間に合わなくなるから、

とお会計に向かったら、レジが苦戦して、

現金ならすぐ会計できる?と聞いても困惑顔でお待ちくださいを繰り返すだけ…。

けっきょくお会計で10分も待たされてもう無理という感じに。私だったら現金でもらって跡の処理はレジ締め前にでもやると思う。新人さんができないなら責任者が代行してもいいのになあ。

焦っているお客様を平気で待たせて今やらなくてもいい小銭の補充を目の前でやられて、怒りを通り越してかえって冷静になれた。

新宿で降りてタクシーを拾った。これもなかなか捕まらない。焦ってもいるんだけど、脳の一部分では、また下北沢に観に来ることがあったらきょうのことがいい教訓になるなあと思う。

タクシーでもギリギリの時間だったけど赤信号が続いてもう間に合わないなー。さてきょうはホテルを探して明日の朝イチで新幹線か…

とまで思ったところでバス会社から電話があって、タクシーに乗っているなら、東京ドームホテル前に向かってもらって、と。

タクシーの運賃は思ったよりかからなかったし、予定通り充電もwifiもバッチリのバスに乗れてよかった。

ファミレスの対応は確かにどうかと思ったけど、自分の中にある心の折グセみたいなものがトラブルを引き寄せたんじゃないかと考えたりもする。

スムーズに行くと不安になり、進んでちょっと危険な方に進みたがるという。

あそこでファミレスによっても追加なんかせずパッと切り上げてバス乗り場に向かうべきだった。あのとき、心のどこかでシュッと燐寸をする匂いがしたんじゃないか。破滅願望というほどじゃないけど、何か調和を恐れているというかすんなり行くことに困惑するクセがついているんじゃないか。

ということはもう30年以上前に気づいているんですが、一度ついた折グセは直らないもので、

自分の中の他人と戦っている気もする。