サントミューゼで「蜜柑とユウウツー茨木のり子異聞」リーディングを見てきました。

リーディングは初めてでしたが、ト書きの部分を語る専門の人がいて、例えば、「泣く」とか「開ける」とか、そういう仕草の演技は省かれるけれど、「本読み」よりもっと演劇なんだなとわかった。

女性も男性もモノトーンのコーディネートなのに、茨木のり子(竹下景子、でも3人のノリコがいるという芝居なのだ)の夫役を演じた山口良一さんだけがグリーンのTシャツで、最後にああそうかと気づかされた。演劇って一度見ただけでもずいぶん覚えているもんだなとも思った。


サントミューゼから駅まで乗ったタクシーの運転手さんに女優さん?テレビ出る人だねと見抜かれて大食いです〜と答えたら、長野は大食いの三宅智子さんが縁があって、という話になり、

サントミューゼの村山槐多展の話をしたら、


なんといっても「尿する裸僧」だねと言って私ももちろんこの絵が見たくて上田まで来たので、そう!と「いだてん」のまーちゃんっぽく答えたのだった。

そのあと無言館とデッサン館のコレクションが今度新設される長野県立美術館に全部入るという話をして駅に着いたのだった。すごく話し方が上手くて話題の豊富なドライバーさんだった。

私は息子にも日々感心されるくらい話すのが下手なので話が上手い人を尊敬する。

で、いま特急はくたかなんだけど、三列並びの席に2つコンセントが付いていてもちろん充電しながらこの記事を書いている。

ではでは♪