久しぶりに平塚市美術館に行ってきました。
盛岡も暑いですが、太陽光の光量が10倍くらい違う。葉っぱが全部キラキラ光っている。


美術館前に植えられている薔薇がすごく綺麗だった。掲示板にもなっているピンクのポールとの色合わせかな。


この美術館は野外彫刻も多くて、前回は全部撮ったんですが今回はこちらだけ。
芝生で家族づれのお客様がのんびりしていたりして、豊かな場所だなあと思いました。


三沢厚彦さんのユニコーンもお久しぶりです。
息子はここは初めて。


舟越桂さんの彫刻がすきなので、このチラシを美術館で見かけて、あ、行ってみたいな、と思ったのがきっかけ。その時用事があって学芸室に行ったのですが、岩手県立美術館からも作品を多く貸し出しています、機会があったら是非、と伺って、うーん、行きたい。そうなりますよね。

平塚市は横浜より遠いので時間配分をきのうの夜考えて考えてレッツゴー。


平塚市美術館はクリーム色の大理石の壁と階段がローマの教会みたい。行ったことはないけれど。


撮影OKの作品も撮ったし、この図録も買いました。すごくいい、読む図録。対談や作家の文章が載せてあって、作品深いところまで潜るような気持ちになります。


柳原義達さんの特に「犬の唄」のバリエーションが好きなのですが、このデッサンは初めて見ました。


たしか東京国立近代美術館にもある「犬の唄」ですが、きょう見たのは三重県立美術館所蔵。

初めて具に見た気がします。左太ももの付け根が抉れ、右の乳房が潰れ、左の胴も抉れたようになっていた。左の手は犬の前足のようではなく、突き出したような、

拳闘のようでもあった。


図録は持っているけれど初めて見た棚田康司さんの少女。




このデッサンが何かの裏に描かれていることも興味深かった。まったく知らない(私の無智無学による)作家の作品もよく知っている作品も、

その空間丸ごとが展覧会で、自分がそこに立って自分の目線で見るということを含めて展なんだなあと感じた。


映像上映も見て、柳原義達の可愛がっていた鳩の名前を知った。

思っていたより時間をかけて見たけれど、もっと長くいてもよかったくらい。



ではでは♪