山椒が今年も豊作です(笑)。

12年前にプランターに着地したお隣の山椒の種がまさかここまで大きくなるとはねー。

お隣の奥さんは親切で笑顔を絶やさない、ほんとうに暖かな人だった。その庭に大きな山椒があって、たぶん、鳥が山椒の実を食べてうちのプランターにフンを落としたんだと思う。

ある日気がついたら何かの芽が出ていて、なんだかわからないのでアパートの中庭のようなところへ植え替えた。

1、2年してどうやら山椒らしいとわかった。でもまだまだ幼い木で、そんなに若芽も出ていなかった。いまのうちに引っ越した2011年2月28日、から少しして、山椒を取りに行って植え替えた。震災の前だったと思う。震災後はガソリンがなくて運転できなかったし。

そんな山椒がこんなに立派になってうれしい。


ということで山椒ジェノベーゼを作ります。

お客様が山椒ジェノベーゼの作り方を教えてくれたので今年こその気合である。


葉っぱをちぎるのはけっこうメンドくさいし、棘が痛い。でもやっているうちにハイになるんですよね。香りの効果かな?
ニンニクの皮むきとかバジルとかレモンピールとか…香りの強いものは高揚しますね。


この状態になるまでちぎり倒します…これを何十本も繰り返すんですが、単純作業は得意なので大丈夫。棘もだんだん刺さなくなりました。慣れですよ慣れ!


お客様に山椒はバジルと違ってほうれん草を入れてマイルドにしないとピリピリしすぎるということでほうれん草も二把茹でて刻んでミキサーへ。


いれたものー

山椒の嫩い葉っぱ
岩手県産ニンニク
ブラックペッパー(粒で)
ゲランドの塩
エクストラバージンオリーブオイル
ローストした胡桃(胡桃が合うとお聞きしていたので)



パルメザンチーズも後で買って入れるつもり。ジェノベーゼに粉チーズは欠かせないですよね。
アンチョビの缶がどこかにしまってあったので奢ってみるか。

時々味見しながら塩加減したりコク出ししたりして、だんだん味がまとまっていくのが楽しい。


パンにつけるのもいいけど、トーフにも合いそうだし、納豆にもいいし、バゲットに重石をして水っ気を抜いたトーフを乗せてその上に山椒ジェノベーゼ、いいかも。

山椒のピリピリが好きな方にはオススメです♡

ではでは♪