いま御堂筋線で動物園前から新大阪に向かっているところですが、大阪フェルメール展、すごく楽しかったです!

展示点数は少なくなっているはずなんですが、東京展2回では、いつも緊張していた気がします。見落としがあってはいけない!キッ!

みたいな。


月曜日のオープン30分がいちばん空いてますという大阪市立美術館のツイートに乗ってここまで来てよかったです。

楽しかったのは3回目の余裕もあったし、月曜日で動物園はお休みなので、全体にのんびりしてるんですね。美術館は動物園と同じ敷地にあって、休日の動物園を見下ろしながら奥の美術館に向かうわけです。

つい2、3日前に赤阪さんとLINEでお話ししたばかりなので、歩きながら聞こえてくる会話も大阪弁っていいなあ柔らかくて、と。


東京展がコンサート会場なら、大阪展はライブ会場くらいの距離感でした。もう一回見たかった絵をゆっくり見たり、前はサッと見た絵を音声ガイドによってよく見たり、発見があるのも楽しかったです。音声ガイドの借りる率高かったです。

石原さとみさんの声はトレーニングされた声ではないのですがS音の発声に特徴があって、媚びのないサッパリした感じ。本職の男性ナレーションのなめらかさはフェルメールと彼のモデルの少女の関係のようで楽しい。

大阪フェルメール展が楽しかったのは、音声ガイドの貸出のスタッフのみなさんがにこにこしていたせいかも。

今回やっぱりいいなあと思った作品。

ヤン・ウェーニクス 「野ウサギと狩りの獲物」 ウサギのもふもふ感がたまらない!

パウルス・モレールセ「ヴィーナスと鳩」エモい。エロいでもいいけど。だってヴィーナスですもの。肌の輝きや眸のきらきらがたまらない。

やっとわかった作品。

ヘラルト・ダウ 「本を読む老女」  カメラを知っていたんじゃと思うほどのピントの合い方ですよ。いつまで見ても飽きない。

 ワルラン・ヴァイヤン 「花の画家マリア・ファン・オーステル ヴェイクの肖像」きれい。精緻。繊細。

絵としては好きじゃないタイプですが、音声ガイドを借りたおかげでオランダの捕鯨についてわかってよかったです。当時は盛大に捕鯨や熊狩りもやっていたんだなあと。

大阪展のフェルメールは「恋文」「手紙を書く女と召使い」「手紙を書く女」「リュートを調弦する女」「取り持ち女」「マルタとマリアの家のキリスト」。

フェルメールの絵はちょっと似たところのある作品が多く、混同しそう。手紙を読んだり書いたり楽器を弾いたりうつむいたり黄色い毛皮付きガウンを着たり、

紅葉やわたのはらのかぶりまくる百人一首みたいときょう思いつきました。
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私は「手紙を書く女」のリボンだらけの髪型が気にsなっていたのですが、あれは星型のリボンなのだそうです。髪型もフェルメール監修なのかな?

絵を見ながら、手紙を書くということを考えました。をインク壺にペン先をひたして、上質なクリーム色のないs zwww.便箋に言葉を綴ったり、窓の外に目をやったりして、贅沢でかけがえのないひとりの時間を楽しんでいたんだろうなあと。

ではでは♪