こんにちは。

定休日一日目、申告も終わったし(あしたは消費税を払って来たい)、遅く起きて朝風呂のあとは、

演劇と写真展めぐりの一日でした。

まずは盛岡劇場へ。

盛岡劇場タウンホールで、「ザ サッディスト ・カオス・パンク・ オブ ・キラー・チューン」

岩手大学第35代劇団かっぱの卒業公演でした。

これが、すごくおもしろくて満足。息子が出かける前に例によってぐずぐずしていたんですが、

終わった後見違えるような笑顔でおもしろかったね!2時間があっという間だったね!と大絶賛。



その後、カフェソルナへ「白鳥写真展2」を見に。

白鳥は近くの高松の池に飛来するのですが、白鳥のいいところを撮るのは難しい。私が撮ると池を泳いでいる白鳥の群ばっかりですが、

展示された作品では1、2羽の白鳥に焦点を絞ったものが多く、氷や雪も煌めきを出したり、幻想的にふわっとしていたり、さまざまな表現や切り口が勉強になりました。




その後マリオス展示ホールへ。

第39回 岩手県写真連盟展公募展と

柏原悌一写真展 1932-2013

を見るためです。

公募展には今回で3回目の出品ですが、漫然と撮っている自分には出品することも、そのあと展示を見に来て講評を聞くこともいい刺激になります。

こんな写真が撮れたらいいな〜という憧れを育てる場ともいえます。

先週、岩手県立美術館で解説ボランティアのあと、沿岸から盛岡に嫁いだお嬢さんとお父様のお客様に声をかけられて写真を一緒に撮ったのですが、

「いわてアートフェスタ2018」を勉強しようと思って見に来たんですとおっしゃるお父様からスマホの画像で色鉛筆の作品(写実的なタッチの)を見せてもらったことを思い出しました。




柏原悌一さんは岩手写真連盟会長で、1932年平泉生まれ。

略歴に、1942年小学校4年生の時1円で「東郷カメラ」(日光写真機)購入とあるのが目を引きました。

戦後、高一で六千円のパーツカメラ購入。以降校内写真部で活躍し、数々の写真コンクールで入賞しています。

曲り家地帯のシリーズや卒業式の日など、細かな粒子が人の表情をやわらかく映し出しています。

女の子が抱えた白い子猫のかおや、花畑の中の女の子、まさに映したいものをズバッと映しているなあと思いました。

2019年のいまから見る昔の暮らしへの郷愁もあります。

いまの自分にはほんとうの深いところは掴めないのだろうと思いもします。しかし、それでもいいなあと一瞬でも思えるなら、きっとなにかのプラスになったのじゃないかと。


というような一日でした。

ではでは♡