唱歌がすきです。
息子が赤ん坊の頃は相手が赤ん坊で批判しないのをいいことに、
やたら唱歌を歌いながら散歩に繰り出したものです。
その結果息子が私並みの音痴になったということもないが、
大量の長時間読み聞かせ(0〜3歳まで)も全然役に立たなかったので、親は情操教育でなんとかしようなんて思わない方がいいよ。
絵本は息子より私のためだった結果的に。
唱歌は歌詞を一度きっちり覚えたことで、気が向いた時にふと口に上る。
春には「花」が歌いたい。あれは「花」なんですね。「隅田川」かな〜とあやふやに覚えていたけど「隅田川」だと能楽になってしまい子守唄には怖すぎるのである。
なーがーめーをなああにいいいにいいい
と肺活量の限界にチャレンジするのも楽しい。桜のある川沿いを「花」を歌いながら散歩していたのはもう16年も前にことになってしまったけど、歌をうたったり聞いたりするといつでも桜並木や堤川を思い出すのである。