24時間ぶりに外気にあたりに庭に出たら、

ありがたい年賀状と(私が出さないのでくださる方は年々減りましたが、ありがたく頂いております)
ともに、本が届いていました。

しかし、帯の「重版続々」って、
違うやろ。



増刷続々じゃインパクトがないから重版続々にしたのかなあ。

刷と版はちがうと思うんだけど。

タイトルに「頭が悪い」を出しているんだからここはクレーバーに「大反響」とか「印刷が追いつかない」くらいにしてほしい。


装丁は洒落ていて満足。


紙の色も風合いも洗練されていて、表紙のええとこの坊ちゃんときこりの娘の対比といい、計算されている感じがしていい。


これもまだ読んでいなかった姫野カオルコさんの本で、こちらはポール・デルヴォーの絵がデザインされています。






『彼女は頭が悪いから』を頼むついでに、まだ読んでいなかったタイトルも頼んだのですが、どれもこれも楽しみ。

で、『美味礼讃』ですが、高校時代から20代前半の愛読書で、
まだお菓子を焼くときに使うパラフィン紙のような薄い紙がカバーだった時代の岩波文庫で、背が割れるまで読み返したのですが(20代半ばの引越しを機に本を全部処分したので以来読んでいない気がする)、

ハテ、いったい何故そんなに情熱を燃やして読んでいたのかなーと思って、読み返してみようかと。

お正月を長く取ったわりに対して活動的じゃないけど、時間を気にせず本が読めるのってすごいしあわせだ。

こんなことをしあわせに感じられることもうれしい。

ではでは♪