苦手なタイプのひとがいる。
私自身がテンションの低い、冷めた人間なのではしゃぐ人や不躾な人を苦手に思ってしまう。相手にすればいつも余裕の顔をしているこちらが気になり絡みたくなるのでしょう…よく絡まれるので分析済みです、解決にはならなかったが。
しかし、
ある時気づいたら『孤独のグルメ』の井之頭五郎になって状況をネームにしようとしている自分がいた(笑)。
私はまるっきり絵が描けないのだが、脳内で自分が五郎さんになって、
「うん、これは困ったぞ」とか「まいったな」とやっていると、苦手な相手に囚われなくてすむことを発見!
五郎さんは時にパワハラの酷い店主に立ち向かったり、甥の野球を熱く応援したりして、いつもいつもクールな人間ではないが、
困った!
と白旗をあげる前に、
困ったことになったな。
と一拍置くようなリズムがあって、そこを踏襲しているうちに、
苦手なタイプを苦手だなと思っても、嫌いだ会いたくない、とまで思わなくなったのはラッキーだった。
キャラ武装と言えるかもしれない。