旧石井県令邸art leaves展(〜24日17:00まで)

松坂渉さんの鋳造作品。


山で採ってきた木の枝を蝋で型を取って、スプーンのヘラ部分と持ち手が一体の一体鋳造だそうです。


ご本人だと思っていろいろお聞きしていた女性がじつはスタッフの方で、松坂さんが別室からいらしていろいろお聞きしました。


真鍮(銀もあったんだけど私は金ピカ好きなので真鍮)のお手入れ方法に懐かしい「ピカール」が出てきて、あ、それ知ってる、旋盤でやったなあと思って、


汎用旋盤やNC旋盤、フライス旋盤などさらに懐かしい用語を繰り出す私と松坂さん。


松坂さんも旋盤の仕事をしたこともあるそうです。私は作家さんのプロフィールを見ないでいきなり話しかけるタイプなのです。



祖父が板金工だったこともあり、金属加工にはもともと親しみがあり、私も職業訓練で旋盤をやるのがすごく楽しかったので、


ああ美術がずっと2だった私でも、何かをつくった記憶や経験があると本職と共感しあえるんだなあと思いました。





木の枝スプーンはサイズ別の展開で、持ち手もいいのですが、ヘラ部分のうすくかるいフォルムがすきです。




木の枝スプーンだけではなく、アクセサリーが本職でいらして、


2階にはアクセサリーが展示されていました。



帰りに頂いた11/2-11/4、盛久ギャラリーでのお知らせハガキ。

日曜日が最終日だったらいけるなあ、と思って、
そうだ新しい手帖を買おうと思いました。