2年前にやはり甫嶺駅で見てから、また来たら絶対ちゃんと撮ろう、と思っていた権現舞。

 

さて、権現様ってなに? 私は岩手沿岸の獅子舞だろうと思っていました。秋田のなまはげが岩手沿岸では「すねか」や「なもみ」(可愛い名前ですが、生の脛を剥ぐという怖い意味です)であるように、「獅子舞」が「権現舞」になったのだろうと。

 

神楽と私たちのくらし  

 

こちらのHPに岩手の神楽について、歴史や現在の活動についてわかりやすく紹介されておりました。

権現とは、「権」=神 「現」=顕れる、ということで、獅子頭に神が降りて、五穀豊穣と無病息災を神に祈る舞なのでした。

三角の烏帽子に華やかな装束の子どもたちの跳ねる姿と、権現様の大きな黒い頭が振りかぶる姿のコントラストが何とも言えず迫力があり、華やかです。

     

初日の出号から下車し、大船渡からの帰路、あちこちで権現舞の一団があるいていたり、民家の前にいたり、トラックに荷を積み上げているところを見かけました。

 

華やかな衣装や踊りと相まって、八戸の「えんぶり」と共通するところが多い気がします。起源同一なんじゃないかと思ってみたりします。

 

ではでは♡