青森県立美術館は青木淳の設計で、なにかこう、白くて地べたで不可解で素材感があってとにかく巨大です。近所の三内丸山遺跡とバランスが取れてる…のかな?
白い建物は古代の遺跡みたいだと思っていましたが、きのうは壁の素材感が包帯みたいだなと思った。たぶん、真っ白の階段や壁から昔の病院(いまの病院は必ずしも白じゃない)を連想してかな。
常設展の奈良美智「森の子」、すごく良かった。
しばらく行っていなかったので、奈良美智の作品が入れ替わっていたり、リニューアルされていたのが新鮮でよかった。
635cm…。
ということで、どーやっても一枚に収まらなかったです。
森の子は涙の粒でできているようにも思えたし、片目から涙を流しているようにも見え、
まるい鼻はサーカスの道化のようでもあるけれど、奈良美智的マリア像なんじゃないかなと思った。
八角堂からちょんと突き出ているのは、一休さんと竹の子のエピソードを連想します。竹の子にかけて森の子、それもあるだろ絶対。
この道を歩いて屋外にある森の子。スタッフの方が丁寧に案内してくれました。
ここの三角森マークが、
一筆書きの相合傘みたいで、夜の美術館もいいなーと思ったです。