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ただいまー。

風間杜夫さんのひとり芝居「PEACE」、最前列のはじっこの席でしたが、間近で見られて大満足!


葬儀社を生業とする、団塊の世代の男が主人公なのですが、若い頃は六区でコメディアンを目指し、コント55号に憧れるも相方には恵まれないし、なんだかんだあっていまは一男一女の父だし妻は元ミス仲見世という器量好しだし、

と葬儀の相談に来た客に自慢したり、憎めない愛嬌ある親父さんなんです。

ひとり芝居の場面転換で、やがて愛する妻子の不慮の死や、いつもいく居酒屋で働いていたシリア人の青年の死があって、

最後は華々しく生前葬。

賑やかで寂しくてカラッとして楽しく名残惜しい、そんな1時間だった。

風間杜夫の「ハイそれまでヨ」、笑ったなあ!

この公演は盛岡劇場が大千秋楽ということで、それもまた「ハイそれまでヨ」がつきづきしい気がした。

あしたも(今夜も!)頑張って働こうと思った。働いてまたお芝居を見に行こうと思った。まるで太宰の「夏まで生きていようと思った」みたいですが、いや「死ぬまで生きてる」(奥田民生)でしょう。

死ぬまで元気でいようと思った。これだな。