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高校時代愛読していた富岡多恵子の『青春絶望音頭』がダンボールから出て来たので読み返していたら、カバーが菅 木志雄とあった。



岩手県立美術館の常設展示にいま出ていたなあ〜と思って、日曜日に美術館に行った折に菅 木志雄「内境因然」を撮って来た私です。



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これを書いていた時の富岡多恵子だって、いまの時代から見れば青春の真っ最中くらいの年齢だったと思うが、

高校から短大を経て当時流行のツッパリニーチャンネーチャンのいる高校で司書のねーちゃんになった私には、

タバコを吸いながら男子生徒たちに未成年がタバコを吸ったらなぜ悪いのかを説教しているチャンネエ英語教師のトミオカタエコはほとんど同胞だった。

全然ジャンルが違うようだが、当時、斉藤由貴がテレビドラマ「はいすくーる落書」で不良ばっかりの高校にやってきた若い教師役を演じており、いろいろ共感したものだ。

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というようなことを思い出しながら美術鑑賞する私である。

タイトルは「内境因然」。鉄の枠とくっきり濃い影の枠が壁面に取り付けられた一冊の本のようにも見える。