さて、結論からさきにいってしまうと、
ルナパークと椿館本館の作品は見逃してしまったんです。
なぜか。
それはこれから書きます。
 
 
葛城からあるいてすぐのところにあった道後ルナパーク。
作品はどこにあるのかなーとおもいきや、
ここではルナという名前にちなんでだと思われるけれど、
壁に作品を投影するかたちなんでした。だから見学時間も夜19時くらいから。
じゃああとで来よう、と思ったのですが、夜は道後温泉本館の神の湯と霊の湯の展示を見ようと
思っていたのでしたが、温泉が混んでいて、それでもチケットを売っているお姉さんが気を利かせてくれたおかげで、
2F見学の切符で神の湯に展示されてある新作は見ることができましたが、
霊の湯の作品はやっぱり2Fの休憩のお客さんじゃないとみられない、ということであきらめました。
というショックがあって、気が付いたらルナパークの見学時間をすぎておりまして…とほほ。
19時ぐらいに行ったときは投影ははじまっていたのでしたが、まだまわりが明るくてよく見えなかったんですよ。
それでもう少ししたら来よう、と思って忘れる…うう。

 

 

 

 


椿館本館の方は、時間が極めて短い。うっかり松山城で遊んじゃって遅くなったのが敗因かなー。
 
ほかのホテルギャラリーやインスタレーションが無料なのに比べて、見学時間も決められているし、料金もかかるのできっと見ごたえのある作品だったんだわ、うーむ、悔しいのう。

とも思うけど、松山に来て松山城を見ないなんてありえん。私は生まれたまちも就職や結婚や転勤などで
住み替えたまちも、みんな城下町だったんだけど、ことごとくお城のない城下町だったため、
お城に対するあこがれがあるのだ。
この見逃した作品については、道後アート2014、2015の延長作品というのが2017のいま、
道後に点在しているわけでさらなる延長作品(じつはすでに会期が延長されている)にならないとも限らないじゃん、
というきもちと、山口さんの作品やエッセイや講演から感じるのは、びしっとコンプリートするよりも、
見逃したな…というかすかな痛みのある旅の思い出の方が風流じゃないかしら、というものです。
よく、「かしら」って遣われておいでだ。あれは戦前の山の手のお坊ちゃんの口吻らしいけれど、
のび太君もたまに「かしら」と言っていた気がする。
ということで、つぎ行ってみよう!