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『しみじみ地蔵の道あんない』 高橋拓 (求龍堂)

Twitterで見て読みたいな〜と思っていたのですが、きのうフェザンのさわや書店に水木しげる漫画大全集を取りに行って、抜け目なく買ってきました。

あとがきやカバーの著者紹介を拝見すると、高橋さんも妖怪やお化けに親しんでいらっしゃるようなので、水木先生と高橋拓さんの本を一緒に買う、間違ってないな、と思いました。

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仏教の教え、のようなことはほんとに苦手で、どんなにやさしく書いてあっても読めないのですが、

しみじみ地蔵はそういう圧迫感はまったくなくて、腑に落ちる、思わず膝を打ち、時に笑ってしまう世界でした。あー、楽。お風呂につかったり、こたつに入っているかのごとき解けかた。

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干されてわかる、
最初まったくそのままに受け取って、屋根の上で干す布団で昼寝するのは気持ちよかった、とまで思った。でもこの猫の満ち足りた顔を見れば、どうしたって布団は気持ちいい、と言う方向にしか考えられない。

文字も絵も、ふっくらして可愛い。



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あとがきの中で、ご縁によって本ができたことを書かれているのですが、そのご縁につながるきっかけを作ったのが専立寺さんだそうで、

専立寺と言えば、鬼と地蔵と業平を思い出すのであった。あのお地蔵さんよかったなー。


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しみじみ本をひらきながら、
こたつさまが出ておれば、
高橋拓さんが役者として出ていた
現代時報「おでんの味」(2014)を思い出すわけですよ。

そんなふうに、
お芝居を思い出したりもしつつ、むくむくした猫や尾っぽの太いキツネに共感してしまうのである。