{C36B5FC2-4BFF-4885-964A-AE60E135C75B}

長年固形石鹸派である。

息子が小さい頃は、ボディソープだと体をあらうのを厭わないので、1、2回は買ったこともありますが、


人生のほとんどは固形石鹸。

不精なくせに部分的に潔癖なところがあり、
高校から家族とおなじ石鹸を使うのが気持ち悪くなり、

黒糖石鹸とか菫石鹸とかを近所の組合スーパー(農協のスーパーで、農協の銀行もおなじ建物だった)で買って、入浴が終わったら紙箱に入れて自室にお持ち帰りをしていた。

その後もずっと家族とべつの石鹸である。

結婚していた時も石鹸の趣味が違うので、それぞれがすきな固形石鹸だった。

そして現在に至るわけだが、40歳くらいの数年、手作り石鹸にはまっていたことがあり、長年その時作った石鹸をつかっていたのだが、ここ数年は市販のオリーブ石鹸だった。でもこないだ使い果たしたので、つぎは何にしようかと思っていたら、牛乳石鹸のパッケージが目に入った。

先日亡くなった父がいつからかわからないが、牛乳石鹸を愛好していたのである。

私が良かれと思ってオリーブ石鹸をあげても、全然使わないで、最終的には使わないから持って帰って、ということになるのである。

八木澤商店の「和のこころ」も、オリーブ石鹸の扱いもなくなった生協かあ、と。

オリーブ石鹸がないなら作ればいいじゃないのと思うけど、なぜか最近は前のようにパッと作れなくなってしまったのである。

なんとなく牛乳石鹸を買って、
なんとなく使い始めている。

牛乳石鹸いい石鹸。

父の乳って、獅子文六か!