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始発のこまち乗車前にキオスクで買った『騎士団長殺し』。

1冊読めるかな〜と思ったけれど2部も買っておくというので、1部2部と買いまして。

だってキオスクの本コーナーには読めるような本がほかになかった。中3息子がビジネスハウツー本を読んでもね。マンガはソッコー読み終わっちゃうので、時間当たりの単価が高いしさ。という判断らしいが、

へえ、村上春樹を読む年齢なんだもうと思った。『ハリー・ポッター』シリーズに没頭していた小6から成長したのはダイナマイトバディだけじゃないのね。

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往きのこまちからスタート。

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日立駅前で。

画像はないが、火葬場の待ち時間も。

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還りの日立駅で。

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天空カフェSEABIRDSCAFEのウェイティング。

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ごはん待ちにも。

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食後も。

日立から東京までの特急でも。

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いま、還りのこまちだが、ちょうど2部を読みはじめたところ。

中学校の図書室にも村上春樹があって、『1Q84』のタイトルがあるそうだ。

父の葬儀の還りにこんなことを思う私はどうかしているかもしれないが、

本を読まないひとびとの家で育った私が、本を読む息子を育てたんだな〜と。

息子はおそらく家族を持たないと思うが、そしてそれを不幸とは思わないタイプの人間らしいが、

私は息子が本を読む子どもに育ってくれてうれしい。

父は私がどう育っていたら、うれしかったんだろう? それはわからないが、私は父に部屋を増設してもらい、大容量の本棚を作ってもらい、庭に書庫を作ってもらってうれしかった。

父は母には大きな白いペンキ塗りの食器棚をつくった。

父の愛情は大工仕事でなにかを作ることなのかもしれないと思う。そう思いたい。そう思うことにする。