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(泉田之也さんのワークショップでつくった花器)



花がある暮らしがすきです。


一人暮らしをしていた10代~20代の頃、繰り返し読むすきなマンガがありました。


市役所勤めの40歳の主人公が花屋と本屋に寄って、すきな和食を拵え、そういう自分の暮らしに満足しきっている様子も含めて、憧れでした。


手取り9万からスタートした給料が手取り11万になった頃からお茶とお花を習っていましたが、花のある暮らしというイメージとは違ったような


その後、実家に戻り家族と暮らし、庭には四季折々の花が咲いていたのに、庭に出て花を剪り、花瓶に活ける、なんて考えもしなかった。ひたすら殺伐(笑)。


結婚後も社宅に花を飾ったことは一度もないなあ。同居人がひたすらオリヅルランを増殖させていたので(人からもらった一鉢を二十数鉢に増やしていた)植物を育てること全般にアレルギー反応を起こしていた気がする。


その後40代から息子と二人暮らしですが、2人になってからまずプランターでチューリップを育てた。


秋にはアパートの空き地にチューリップとムスカリとヴィオラを露地植えにし、4年いたアパートでは最終的にプランター二十数個に花やハーブを育てるようになっていました。



その後中古の木造平屋建てをネットで見つけて引っ越し、庭にすきな花や果樹を植えプランターでハーブを育て、という数年。


で、現在ですが、週に12回スーパーであらかじめまとめられている300円代の花を1束買うくらいの親しみ方です。



店の前の通路側には、プランターにはすきなチューリップとヴィオラが植えられていて、


庭には二羽にわとりがいることもなく、パン屋をやると決めたからには庭木の剪定の時間もスペースもなくなるので、


リフォームのサービスでがっつり根こそぎ片づけてもらいました。


このくらいの付き合いですが、花が年々すきになって来ていて、


春になったら、あの公園の桜、

秋には公民館の紅葉と心待ちにするようになったことに、


いい意味で年だなあと感慨深いです。