息子が試食して、
お母さんが焼いたパンじゃないみたい。
土曜は午前中の営業だったのですが、前から始めたいと思っていた週末の甘いパンを試験的にやってみました。
シナモンロール♪
30個つくって3時間で27個売りました。
ふわっとして、私には物足りない食感なんですが、こういうやわらかい小さいパンを食べたい人が多いんだなあと。
発酵種や自然種(自家製天然酵母)を使ったパンに比べて老化が早いです。できた日に食べないと固くなります。
だから市販の菓子パンには添加物が入っているんだなあと納得し、「焼きたてパン」の惹句の幟や広告が多いのは、そういうわけかと。
私の作るパンはほとんどがなんらかの発酵種や酵母元種を使っているので、一日で老化するなんてあり得ないです。
でも発酵種を使ったパンを固いパンと捉える方が多くて、たまに絶望的な気持ちになります。
あ〜固いパンしかないんだ、とか、
大きいパンはばっかり、とか。
パンはおいしいかおいしくないかだけだと思うんですが、どうやったら固いパンじゃなくて日持ちのするおいしいパンだとわかってもらえるんだろうと悩みます。
わかる人だけ買いに来てくれればいいわ!と思い切ればいいのかもしれませんが、
私は多くの人にうちのパンをおいしいと思って欲しいんです。欲張りかもしれませんが、もっともっとうちのパンをおいしいと思う人がふえてほしい。
このシナモンロール、確かに出来立てのふわっと感は素晴らしかったですが、発酵種を使ってもう少しカンパーニュらしい食感と味にして、日持ちもよくしたいところ。
オレンジピールの入ったツォップ♪
16個完売でした。ツォップは手間がかかりますが、形が可愛いので好きな成形です。
こちらもフルーツ酵母で食感と日持ちをよくしたいです。
ブルーベリーとマロングラッセ入りのライ麦パンは自信作。ライサワー入りのヨーグルトライのふんわりしっとりした生地ですから。
スライスしたところ。
赤ワインのパンは老麺からつくる発酵種が味わいを深くしています。
ヴァレンタインデーまでチョコチップ大増量のカンパーニュ。
ん〜週末には焼き菓子を、というのはオープン前からの構想でしたが、焼き菓子というよりリッチな菓子パンかな。
シナモンロール、
ツォップ、
あと、
アップルパイやパンプキンパイ、
ケークサレやキッシュもやりたい〜と思ってはいるのですが、
生地の完成に時間のかかるカンパーニュがメインの店ですし、
ベーグルも12個つくるのに成形やケトリングで時間がかかるし、自家製天然酵母で仕込みから焼成まで10時間かかる山食もあるし、
全部いっぺんには無理。
少しずつ調整していこうと思います。








