パン工房でずっとひとりで作業している20:00〜05:00(仮眠は入れてますのでご安心を)は、宇宙飛行士みたい。
チームを組んで搭乗する宇宙飛行士ではなく、ひとりで宇宙空間を進んでいくスペースマン。
夕方も仕込みをするし09:00の開店前はもちろん大わらわで仕事をしているんだけど、
夜にひとりで大きな機械(もちろんひとりでやっているので客観的には小型)と冷凍冷蔵庫と自分だけだと、コックピットにいるみたいなんですよね。
時間の感覚がない。
浮遊している感じ。
スイッチ、数字、デジタル表示。
パン屋さんって朝何時に起きるの?
朝早くからこねているんでしょ、
という質問には、その前提から間違ってますからと毎回真正面から答えてます。
薄笑いを浮かべて、ええまあ、みたいなのは嫌いなので。
朝に起きて作業するのではお昼にオープンになっちゃいますよ?
仕込みは一日中、夕方にも休日にもやっています。夜寝ません。営業日の睡眠時間は3時間切ります。それが個人店のパン屋さんのふつうですがな。これでも頑張って寝る時間を増やしたので、オープン後2週間は2時間切ってました。いきなり痩せました。いまは残念ながら太ってます(笑)。
うちは全面的にミキサーに捏ねてもらっている。と言っても10kg近い生地をミキシングボウルから出してばんじゅうに入れて冷蔵発酵させたりしているので、肉体労働ですけどね。
こねるのが機械でも、折りたたみ(パンチともいうけど、実態は折りたたみです)や分割丸めやスリップピールに載せてえいっ!と窯入れするのは人力。
つねに肉体疲労時である。プロティンも飲んでいるので、
薄着の季節が楽しみだ!もう坊やとは言わせない、ってもともと筋肉質で骨太ですけどね。
宇宙飛行士の向井千秋さんは元々スポーツウーマンで、大学時代、スキー合宿にいくから試験日を変えてくださいと教授に直談判に行ったという。いろんな意味で豪傑だ。宇宙飛行士受験を決めてからは英会話と並行してランニングなどで体もさらに鍛えていたもよう。
私は向井千秋さんのファンなので、『宇宙兄弟』のせりかさんに向井さんが重なる。体力知力度胸、旺盛な食欲(笑)!
食欲だけは宇宙飛行士に負けないが、英会話は全然である。
真夜中の作業中に英会話のCDでも流しておこうかしら。
ではでは♪