飲食店開業にあたって、できれば何度か試食会はやりたいものですよね。
特に私はパン屋さんに勤めたこともないし、パン教室にすら通ったことのない、
よく言えば、すべてのことを本で学ぶドイツ人方式です(笑)。
ここらで客観的な意見を、いつもパンをたべてもらっているNOTE読書部のみなさんから
いただきたいな~という機運が盛り上がり、
菅原直子さんを通じて、NOTE熊谷さんの好意を受けて、
11月12日(土)、いつもの読書部を試食会にして、パンをみなさんにたべて
アンケートも答えていただきました。
アンケート…自分で作ればいいのかもしれないけど、
なにか自分の作ったものについて、どうでしたか、と訊くのが苦手で…。
そんなことを言っていたらダメなんだが、相手がおいしかったとか、酸味があったとか、
スパイシーだったとか、ハーブが効きすぎかな?とか、
とにかく相手がなにか言ってくれるのを待っているスタイル。いくない。わかっちゃいるけど。
という私の代わりに、直子さんがアンケートも作ってくれたので、
試食会のみなさんはたべては書き、で忙しかったようだ(すまん)。
この写真はカメラマンのojyu(オージュ) 大谷広樹さんが撮ってくれたものです。
ちなみに、肝心のカンパーニュ店主の菅原2号(私のことだ)はそのころ、
工房でパンの試作中だった…毎日が試作の連続である。
このパンは岩手県産小麦「ゆきちから」の山食。
手前の方が手にしているのが直子さんがつくってくれたアンケートだ!
きょう直子さんがもってきてくれたのが、けっこうな厚みだったので驚きました。
1枚のぺらっとしたアンケートじゃなかった…みなさん、忌憚のないご意見ありがとうございます。
年代・男女の記入があるのも参考になりました。
いまみなさんが召し上がっているノアh、レーズンと胡桃のライ麦パンです。
ライサワーがどっさり入っているので、薄切りで、とお伝えしてありました。
ところで、私はふだんは大食いではない、ということになっている。というか私はそういうつもりで生活しているんだけど、基準がおかしいらしくて、
直子さんが、こんなにふつうのひとはたべられないよ~というのに対して、
残ったらお土産にすればいいから、と押す私。山食、カンパーニュ3種類くらい、フライドオニオン、胡桃とレーズンのライ麦パンなどもっていってもらったんだけど、
多いの?多いのかな?べつにそれぞれ1個まるごとたべろって話じゃないし、と思う私の基準がおかしいのかしら…。
いくら試食でも最後の方は苦しくなってきたらしいです。そういうものなのか…。
そんな苦しくなってきたところで好評だったのが、
フライドオニオン入りのライ麦パン(ライサワーがはいっている)だったそうです。
えーーーー、意外!
固めだったので、うすーく切ってね、と話していたのですが、なにしろ私もたべたことはないので(おいおい)、あんまり評判はよくないだろうなあと思っていました。
でもこれが酒のつまみパンとしてよかったらしい!!
ほかに、私がその成形に長年腐心してきたブラック・オリーブのカンパーニュがあまり好かれていないことも発覚。
そ、そうだったのか。
じつはパンのすきな友達(2歳の女の子あり)にパンをおくったときも、
プレーンのカンパーニュは2歳の子がひとりでもくもくとたべてしまうほどだったんだけど、
ブラックオリーブのカンパーニュは順位をつけると下の方だったみたい。
なーぜーだーーーー!!!
でもそういうことってありますよね。お店の人の売りたい・自信作とお客さんの好きなメニューはたいていズレる気がする。
プレーンカンパーニュが店の看板なので、それが2歳から50代までひろく支持されているので
まあいいかと。
アンケートはファイルして活用したいと思いますし、
いただいた画像データは、これからさまざまに活用する予定…ふふふ。
NOTE読書部のみなさま、ブックレビューを楽しむ場でパンの試食とアンケート、
まことにありがとうございました。
大谷広樹さま、素敵な写真の数々、ありがとうございました。
NOTE熊谷さん、
菅原直子さん、いつもありがとうございます!
お店が落ち着いたら、また読書部にも顔をだしますね!
ではでは♪