取材があったからというのもあるけど、元々カンパーニュと山食を自家製天然酵母で焼いていたので、
山食もイーストではなく、レーズン酵母元種で焼きたいな〜と思っていました。
前回大失敗で心折れていましたが、この機会にまた焼くのだ!
っていま考えるとこの機会にってあたりが甘いですね。
いままではホームベーカリーだったのを、業務用のミキサーでのミキシングで、
1速〜4速があり、時間も秒刻みでセットできるので、その速度と時間も自分がデザインしなくてはいけない。
毎回あれやこれや、数字をとにかく書いて書きまくっています。数字好きな私に取って、それはワクワクする楽しいこと。
本を読んだり美術館に出かけたりお芝居を見たり、マイルドな文化系ですが、
文化系だけど数字やマシンが好きな方なので、パン作りに向いているんじゃないかなあと思っています。
うっとりするなめらかな肌ざわりのテクスチャー。
前回は1斤=3つ山だからと9つ俵を作って詰めて玉砕しましたので、今回は1斤=2山で3斤型に6つ俵を詰めることに。
えー、発酵器なんていらなーい、ずっと室温で発酵してたし!
と言っていた私をうまく説得してくれたメーカーさん、マイスターさんありがとう!
やっぱりホイロは必要でした(笑)。
温度はオフのまま湿度のスイッチだけ入れると、私の理想のじわじわした発酵加減になるんです。
べつにどうってことのない発酵加減ですが、
見て!
これは10月31日のものです。
自分でも見て泣けます(笑)。
無理やり9つ詰めようとしてこの惨状ですよ。
もうちょっと焼成温度を上げて焼けばよかったなの1窯目。
2窯目では焼成温度も時間も摑んだので、次は大丈夫!!
昔、山食を焼き出した時も、いつも型にパン生地が張り付いて困ったけれど、
いつの間にかスルッと外れるのが当たり前みたいになっていました。
なんでも年季というものがあるますよね。
次は!!