息子の通う中学校では、自分たちの育てた作物をつかったメニューでレストランをひらいて、

先生や家族を招待するという、6次化的なカリキュラムがあります。

 

小学校時代からあったんですが、中学生となるとそのアミューズメント性というのでしょうかお客様を楽しませることが上手になっています。

 

先日、中学の体育館で「ライオン・キング」のミュージカルと演奏をみせてくれたのでしたが、今回は「ライオン・キング」のレストランです。

 

メインの食材はカボチャ。黄色とオレンジはライオン・キングのテーマカラーであると同時に、カボチャカラーでもあります。

 

ということで、圧倒的にカボチャをつかったメニューは、

 

シンバセット400円(カボチャをつかったカレーと、根菜スープ、カボチャサラダ)

プライド・ロックセット300円(マッシュドパンプキンのオープンサンド・スープ)

ライオン・パンプ・キングケーキ 100円

 

 

受付でチケットを買って(あらかじめ申し込みはしてありますが)、

料金を払います。チケットはパソコンをつかってつくった、ミュージカルのチケットみたいな素敵なものでした。撮っておくんでした…まあいっか。

 

開店祝いのお花も届いて、ほんとうにレストランみたいな雰囲気です。

 

行列のできる人気店なので、中に入るまで同じころに着いたクラスメートのお母さんとお話しする。もちろん、名刺を出して営業もぬかりない私だった。本格的に営業する前に、顔見知りから営業するのは大切ですよね。いきなり熱いお風呂に入ると心臓に悪い、と、「ドカベン」で山田太郎が妹のサッちゃんに教えていました。営業もぬるま湯を足にかけるところから。じわじわ。

 

 

「シンバセット」のカレーライス。カボチャのソテーとカボチャコロッケがアクセントになっていて、凝った一皿です。

 

チケットを買って、お店の前で待って、席が用意できると係の生徒から声がかかります。

 

息子はどうもシルバー係だったもよう。お盆にマット(これもパソコン部で作成したのだと思う)が敷かれたら、シルバーをそろえてセットするようだ。逆光でよく見えないですが、みんなそろいの茶色のユニフォームで洒落た感じ。ライオンが厨房にいたら、「注文の多い料理店」になっちゃうしね!

 

 

(マットはいくつかパターンがあるようだった)

オープンキッチンで、テーブル係からチケットが厨房スタッフに渡されると、ひとりがメニューを大きな声で言って、みんなで復唱します。ほんとうのレストランみたい。

 

小学校の頃は先生と生徒の体格がちがうから、指導されてつくっている、漢字があったのですが、もうみんな大きくなったので、誰が生徒か先生かわからないくらい。

 

 

スープは根野菜がコロコロ入ったコンソメスープでした。

 

奥のサラダはマッシュされたカボチャに薄切りのカボチャが素揚げされたものがひらっとさしてあって、垢ぬけています。

 

 

正直、「シンバ・セット」をなめていた(笑)。小学校の頃の一人前は、小学生がたべるくらいの一人前だったので、ふたつ頼んでもヨユーと思っていたんですね。

 

しかし、カボチャって効きますねー。

ご一緒した方とも話したのですが、ジャガイモより腹にたまる感じがありませんか。

 

ということで、「プライド・ロックセット」でとどめをさされました。

 

 

パンから手作りで、しっとりして甘みのあるパンでした。県産小麦か?と思って息子に聞いたけど、知らない、というそっけない答えである。

 

ディップはカボチャのマッシュにカボチャのフライしたもの、マヨネーズに黒コショウをがりがり挽いたもの。

 

大人っぽいメニューですよね。

 

 

正直ここまでボリューミーとは思っていなかった…。大食いロケのときなら脳みそが朝からそういう準備をしているけれど、ふだんの生活では脳みそもふだんモードなので、

 

ひたすら腹がくるしい…こなれろーこなれろー。

 

期間限定(1日だけ)のレストラン「ハクナ・マタタ」、今年も楽しくておいしい時間をありがとうございました。来年もまた楽しみに来たいと思います。

 

ではでは♪