盛岡劇場にはじめて足を運んでから10年になる菅原です。
きのうは盛岡劇場タウンホールで架空の劇団復活十五周年記念お寺三部作一挙上演
「寺3(three)」の3本目をみてきました。これで3部作全部をみたことになり、家族の長い物語というとよく引き合いに出されるが読んだことはないトーマス・マンの『ブッデンブローク家の人々』のようだが、
お寺さんの60年間にわたる、その代ごとの結婚話でした。
教え子とできちゃった結婚するお坊さん、そういえば学校の先生にお坊さんがいて、
数学の先生でテニス部の顧問で坊主頭だけど人気だったなあ…と思い出したりしました。
お坊さんはもてる、気がする。知り合ったことはないですが。
ということで差し入れにパンを持っていきました。
暗いところで撮ったので、黄色くなっているけどふつうの保冷発泡スチロールですよ。
もちろん、ロゴマークと似顔絵アイコンは、矢戸さんからいただいたJPGをA4コピー用紙にプリントしたものをちょきちょきぺたぺたしただけです。でもあらためて、ロゴマークやそのお店のアイコンになるものはたいせつだなーと思いました。
じわじわ自然解凍したパンですが、
自家製天然酵母をつかったパンは冷凍にけっこう耐えるし、常温でももちがいいようです。
おいしく召し上がっていただけたらありがたい。
まだ工房ができていないので、家庭用のオーブンで焼いたパンですが、
お店をやるんだーということを全面的に打ち出している昨今の私です。
じわじわ・口コミで広まれー広まれーと思っています。
はじめの何年かは、盛岡劇場は
オン・ステージ
するところでしかなかった。ってなんかえらそう( ´艸`)。
全日本わんこそば選手権の会場がずっと盛岡劇場だったんです。
その筋からの情報によると今年はマチナカのななっく(デパート)が会場なんだそうです。
うーん、ちょっとがっかり…。
震災のあと、いろいろあって美術館がよいが頻繁になった時期に、建物にも興味をもってしらべるようになりました。この盛岡劇場が、東京駅や岩手銀行中ノ橋支店(現 岩手銀行赤れんが館)の設計をした辰野金吾だと知って、えーっって感じ。
さらにその後、もりおか先人記念館で「葛西萬司展」があり、辰野金吾と葛西萬司ふたりの設計事務所によるものとわかり、
いまの建物は平成になってから建て替えられたものだとわかり、似せてはいるけれど、当時とは違う(それはそうだが)設計建築会社によるものだということもわかりました。
ちなみに盛岡劇場の1Fの喫茶店と自動販売機の間あたりの壁には、在りし日の盛岡劇場の油彩画がかけられてあります。
というように、お芝居に通いだしてから詳しくなってまいりました(笑)。
もうじきたぶん、ここにもそんなには通えなくなるんだろうなあと思いながら、
お寺3部作の60年の長きにわたる物語とか思ったけど、考えたらあと7年したら私も還暦じゃあと思ったです。ではでは♪