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こんばんは。
 
カンパーニュOPENまで65日。
 
ディリー英会話教室に出かけようとしたら、マイスター日の本の八重樫さんからお電話。
 
マイスター日の本さんは「製菓・製パン原材料/機械・器具・包装資材」を扱う会社でして、
オーブンを頼んだ三幸機械さんから、盛岡だったら、マイスター日の本さんを通して買っていただいた方が、と教えてもらって、以来、うちの取引先はマイスター日の本さんなのだ。
 
また別の話だが、セールに呼んでもらったり、一緒に雫石のパン屋さんに連れて行ってもらって、工房やカフェを見学させてもらったり、お世話になっている。
 
…2011年にも私はパン屋さんをやろうと思って、いろいろ動いてはいたのでしたが、
当時三幸機械さんが取引していた会社はちがうところで、
 
パン屋さんをやりたいんです!と話をしに行ったら、
 
よその店のあそこは朝1時からやっている、あの店のオーナーは○○○で修行してきて、日商8万円の売り上げ計画と設計図を持ってきた、とかよその店を引き合いに、私の話すことを鼻で笑う感じだった。たしかに私は設計図も持っていなかったし、自宅を改装してパン屋さんをやりたいんです、と中年の女がやってきたら、冷やかしかと思うんだろうなあ…。伊藤理佐さんが、家を建てようと思って不動産屋さんを回っても、100%冷やかしと思われて全然相手にしてもらえなかったというエピソードを思い出したものである。
 
私は自家製天然酵母のパンは冷凍して解凍したもののほうがしっとりしておいしくなると思っていて、また、夏なども冷凍パンがあったら、解凍したてのひんやりしたパンがおいしいと思う、と話したら、パンは焼き立てがおいしいんですよ、どこも焼き立ての香りがあるからひとが入るんでしょ、と、ことごとく全否定。その後、いくつかのお店で夏場に冷凍パン(クリームが入った甘いやつ)が売られるようになり、冷凍パンを全否定したあの社長に見せてやりたいと思った。
 
三幸のガスオーブンを入れるのは当時はそのお店を通さないとダメだったので、その社長がそんな調子では私はパン屋なんてできないんだ、と思った。ちがうこともまだやれそうな気がしていたので(いまより5歳若かったので)、ちがうことを考えようとも思ったかもしれない。
 
しかし、今回、5年経って三幸のガスオーブンの扱いは盛岡ではマイスター日の本さんだけになり、あの厭なことをさんざんいった社長とは会わなくてもいいわけで、慶賀の至りである。待てば海路の日和あり。
 
5年前からパン屋をやっていれば、今頃はもう安定していたかもしれないし、
予算もだいぶ多く、開店後の回転資金を心配しなくてもよかったかもしれないが、
 
きっと神様がいまだ、と言ってくれているんだ、と担当の会社が変わったと知ったとき、そう思った。
 
 
さて、マイスター日の本さんに機械の搬入の段取りを相談する。
オーブン、ミキサーは午前中、午後から業務用冷凍冷蔵庫とコールドテーブルで、どうでしょう。それから、テストベイキングはいつになりますか?と。
 
午前・午後のセパレートで搬入することになり、テストベイキングは翌日、と思っていたのだけれど、三幸さんでは当日にやりたいようだった。
 
生地の準備はどのくらい?というのも確認してもらう。
 
その結果…
 
4枚差しの1段をいっぱいにして、2回転分の生地を用意してテストすることに…。
 
その日設置されたばかりのミキサーやホイロをつかって生地を大量につくるのはムリそうなので、前日に用意し生地を冷蔵室で低温長時間発酵させて、
 
当日は搬入のあいだにパンを分割成型することに…
でも業務用オーブンに入れるくらい大量の生地…まあやるしかない。
 
 
 
その後、午後から中学校にいって、息子たちの「ライオンキング」や作品を見てきたのですが、
小学校時代からの先輩のお母さんたちに会い、お店の名前の入った名刺をお渡しする。
いままでもパンを進呈したり、パン屋さんやりたいと言っていたので、ついに!という感じかなー。SNSで公表するときは平気だったのに、目の前にいる4人のお母さんたちに名刺をお渡しするのはドキドキする。いや、ドキドキしていたのは名刺が3枚しかなかったからかも( ´艸`)。
大丈夫、うちにはまだまだあります。
 
10枚くらいずつ、入れておくようにせねば。
 
ということでオープンまで65日。
 
がんばります♪