(きのうアップし忘れていた記事です)
平塚では萬鐵五郎の長女登美が通っていた旧平塚高女、現神奈川県立江南高校(共学)を見に行った私ですが、
萬さんが晩年住んでいた茅ヶ崎にも行ってみる。
横浜美術館はいつでも行けそうな気がするが、平塚茅ヶ崎はなかなか来られそうないので、きょうしかない、と。天気もいいし。
茅ヶ崎は有名人が多く住んだところで、上原謙加山雄三もこのビーチに近くに住んでいたそうです。東京まで1時間くらいなので、いま、サラリーマン世帯が多いそうです。
で、サザンビーチですよ。
茅ヶ崎は空襲に遭わなかったため(それ自体はいいことなんですが)、戦前からの細い入り組んだ道が多く、自転車のひとが多いとか。水着で2人乗りのお兄ちゃんがサーッと目の前を過ぎていったもんなあ。
ここか!
あったぞ、えぼし岩!
エボシ岩が遠くに見える
涙あふれてかすんでる♪(「チャコの海岸物語」作詞 桑田佳祐)
涙あふれてかすんでる♪(「チャコの海岸物語」作詞 桑田佳祐)
湿気が多くはっきりしませんが、天気がいい日には江ノ島まで見えるそうです。
萬鐵五郎の「水着姿」の背景のえぼし岩を現地確認にきたんでした。
湘南、暑かったなあ…日傘の必要性をつよく感じました。
で、サザンビーチからそんなに遠くないところに桑田さんの実家があって、ついでだから見て行きましょう、と案内されました。もうご近所でも「サザン実家」で通るところ。タクシーの中から見ただけですが、「チャコの海岸物語」や「勝手にシンドバッド」の海はここだったんだな〜と。
歌の中の海はリアル茅ヶ崎とはちがう、サザン茅ヶ崎になっていると思うけど、でも、モデルとなった場所を見に行くのは大切だと思うんですよね。
ぜーんぜん違うじゃん!
というのもまた感動ですから。
で、現在は「太陽の郷」という老人ホームになっているこちらは、萬鐵五郎が生きていた時代、
サナトリウム南湖院(なんこいん)としてつとに知られる場所でして。
南湖(なんごう)という地名から南湖院とつけたらしいので、運転手さんとタクシー会社のやり取りでは「なんごいん」でした。案外当時のひとも、通称はなんごいんだったりして。
「地震の印象」に登場する南湖院の「ガンクビ」である。現場検証は大事です。
整備中とあったので、ということはいずれ公開されるのか。
絵と実物の違いを確認したかったのだ。
画面左にます白い建物が南湖院ではと言われています。
南湖院の上の人が空飛ぶ人にもご注目。
ではでは♪