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きのう、盛岡彫刻シンポジウム展(〜7/9)  ギャラリー彩園子I、II(盛岡市上ノ橋町1-48)に行ってきました。

盛岡正食普及協会の裏手にある(というかパン工場と一体化している?)ギャラリーで、
彩園子Iの2Fは一茶寮という喫茶店になっています。

(2Fにも展示があるのかな〜と思って上がっていったら、味わいのあるカフェだった。きのうは寄らなかったけれど)

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自転車の隣にも石彫作品が。


こちらは、藤川健彫刻展。

素材のちがう石彫作品で、抽象表現の石彫なのかな〜と思ってみていると、


息子が、「これ、手桶みたいだね」と。

言われてみればそうも見えるなあ。


作品はタイトルをつけることでイメージを固定することを恐れるように、無機的な数学的なタイトルでした。


その中に、これは石臼のイメージかな(石臼そのものではないわけだ)とか、ちょっと未来的なイメージの高層ビルみたいだなとか、日常に即したイメージの作品と、


純粋なイメージだけ(に見える)の作品がありました。抽象性の高い作品も、見方を変えたら、具体的なものであるかもしれない。


そんな抽象と具象のあいだを行き来するようなモノトーンの石彫たちだな〜と思いました。


大理石の天板を手に入れたので、大理石の作品は重さや質感(よい子なので作品に触ったりしませんよ〜。自宅の大理石の手触りを重ねただけです)について、ほかの石材より親しみがわくようでした。



彩園子Ⅱの会場は、彫刻の素材も表現もカラフルさもみんな違う、合同展でした。


カラフル好きなので、ナポレオンフィッシュの作品や、セザンヌのテーブルと果物を立体化した作品にまず目が行きます。

百鬼夜行絵巻から抜け出たような巨大な卵の妖怪(に見える)もありました。



2013年9月〜12月にかけて、いわてアートサポートセンターで行われた、


盛岡ブランド市民推進会議助成事業
カフェ・トーク『盛岡ゼミ2013 ~盛岡に残したい文化と歴史~』に出た中で、

【盛岡の彫刻家】についてお話くださった長内努さんの作品もありました。


講座を受けたあと、盛岡の街の中にある石彫によく目がいくようになりました。街中にもあるし、郊外の方に行くと、グリーンプロットという、石彫とベンチと緑のあるスペースがあり、かねて不思議に思っていたのですが、

疑問が解けて喜びでした。


企画展の彫刻作品はあるきながら風景を楽しむように楽しめるものばかりでした。


帰りに盛岡正食普及協会のパンを買うのもオススメであります。


ではでは♪